てっぱん:「ゲゲゲ」に並ぶ視聴率23.6% 最終回に向け上昇

「てっぱん」最終回の一場面。NHK=提供
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「てっぱん」最終回の一場面。NHK=提供

 女優の瀧本美織さん主演の朝の連続テレビ小説「てっぱん」(NHK)が最終週「かならず朝は来る」を迎え、視聴率が急上昇している。放送は東日本大震災の影響でいったん休止となったが、再開後はうなぎ登りに上昇を続け、前作の「ゲゲゲの女房」が最終回に記録した最高視聴率23.6%に並んだ。明日2日に最終回が放送される(視聴率はいずれもビデオリサーチ調べ、関東地区)。

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 「てっぱん」は震災のため12日からいったん放送を休止したが、再開した19日にそれまでの最高を上回る視聴率19.8%を記録。21日に初めて20%を超え、23日に23.6%の最高視聴率を記録。31日は19.9%だった。

 ドラマは、広島県尾道市と大阪を舞台に、あかり(瀧本さん)がひょんなことから自分が養子だったことを知り、それまで存在を知らなかった祖母・初音(富司純子さん)が暮らす大阪へ出て、2人でお好み焼き屋を開業して奮闘する物語。10年9月27日の初回視聴率は18.2%だった。

 最終週「かならず朝は来る」は、尾道でのぞみ(京野ことみさん)が女の子を出産。あかりは亡き母・千春のことを真知子(安田成美さん)に聞く。大阪に戻ったあかりに、初音は下宿の土地を売り払うと遺書を渡すが、あかりは下宿を出ていかない。2人は分骨のために尾道へ向かい、初音はあかりにある決意を語り始める……という物語。(毎日新聞デジタル)

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