28日発表されたオリコン週間本ランキング(5月2日付)によると、直木賞作家の角田光代さんが07年に発表した初の長編サスペンス小説の文庫本「八日目の蝉」(1月25日発売、中央公論新社)が週間で8万6000部を売り上げ、文庫部門で3週ぶり通算5回目の首位を獲得した。
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2月7日付のTOP10入り以来、12週にわたってTOP3入りを続けており、累計売り上げは、69万9000部を突破した。
小説は、愛人の赤ん坊を誘拐し自分の子として育てた女性と、誘拐された女の子の成長後の姿を通して、本当の親子のきずなとは何かを問うヒューマンドラマ。10年4月に檀れいさん主演で連続ドラマ化され、29日から井上真央さん、永作博美さん出演で映画も公開される。(毎日新聞デジタル)
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