長友佑都選手:初の自叙伝がオリコン総合首位 スポーツ選手初の快挙

インテル・ミラノで活躍する長友佑都選手の著書「日本男児」の表紙
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インテル・ミラノで活躍する長友佑都選手の著書「日本男児」の表紙

 2日発表されたオリコン週間本ランキング(6日付)によると、イタリアサッカー・セリエAのインテル・ミラノで活躍する長友佑都選手(24)の初の自叙伝「日本男児」(5月25日発売、ポプラ社)が4万8000部を売り上げ、初登場で総合首位を獲得した。スポーツ選手による著書の総合部門での最高位は、サッカー日本代表キャプテンの長谷部誠選手の著書「心を整える。勝利をたぐり寄せるための56の習慣」(3月17日発売、幻冬舎)の2位だったが、これを抜いた。

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 「日本男児」は、長友選手の半生がつづられており、「世界一のサイドバックになること」を夢に決してあきらめず、誰にも負けない努力をしてインテルに所属し活躍するまでになった現在とこれからがわかる内容。長友選手の強い希望から、印税の全額は東日本大震災の被災者に寄付されるという。

 本の中で印象に残ったエピソードについて、長友選手は「愛媛の中学から福岡の高校に行くときに、みんなからもらった手紙とか花束を投げ捨てて『おれはビッグになるんだ』といったシーンですかね」と、ポプラ社HPのスペシャルインタビューで回答している。長友選手は、「これからもっと人間としてもサッカー選手としても成長して、もっと熱いプレーを見せたいと思います。面白い話や熱い話が載っているので、ぜひ読んでください」とアピールしている。(毎日新聞デジタル)

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