池上彰:テレ東の終戦特番に出演 戦後復興の道筋を検証

8月14日に「池上彰の戦争を考えるSP」(テレビ東京系)に出演する池上彰さん(右)と大江麻理子アナウンサー
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8月14日に「池上彰の戦争を考えるSP」(テレビ東京系)に出演する池上彰さん(右)と大江麻理子アナウンサー

 元NHK報道記者でジャーナリストの池上彰さんが戦後復興の道筋を検証する特別番組「池上彰の戦争を考えるSP ~こうして戦争は終わり、戦後の復興が始まった~(仮題)」(テレビ東京系)が8月14日に放送されることが18日、明らかになった。

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 池上さんは10年8月15日の同名番組で、「戦争はなぜ始まりどう終わるのか」という観点から、第二次世界大戦や世界各地の戦争を取材して検証。今回は、「こうして戦争は終わり、戦後の復興が始まった」というテーマで、1945年夏に終戦を巡る激しい動きがあった皇居周辺を池上さんと大江麻理子アナウンサーが歩き、昭和天皇や当時の鈴木貫太郎首相による終戦の動きを検証し、解説していく。

 戦後の日本で、復興がどのように始まったのかも検証。米軍の日本語通訳として来日し、東日本大震災直後に日本国籍取得の意向が報じられた日本文学者でコロンビア大学名誉教授ドナルド・キーンさんへの取材を通じて「奇跡の復興」と呼ばれた秘密を解き明かしていく。

 また、1945年1月に発生した三河大地震など終戦前後に大震災に見舞われていた当時の状況を紹介し、戦災と自然災害という二重の苦難を乗り越えた人々の姿を明らかにしながら東日本大震災からの復興へのヒントを探る。放送は、8月14日午後7時~午後9時48分。(毎日新聞デジタル)

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