HUNTER×HUNTER:新アニメの主役は“ララァの娘”潘めぐみ 母子で共演

初公開されたアニメ版「HUNTER×HUNTER」のキービジュアル (C)冨樫義博/集英社・「HUNTER×HUNTER」製作委員会
1 / 1
初公開されたアニメ版「HUNTER×HUNTER」のキービジュアル (C)冨樫義博/集英社・「HUNTER×HUNTER」製作委員会

 累計5500万部を発行している人気マンガ「HUNTER×HUNTER(ハンター×ハンター)」のアニメ版(日本テレビ系、10月から放送)で、主人公・ゴンの声にアニメ「機動戦士ガンダム」の人気キャラクター「ララァ・スン」役で知られる潘恵子さんの娘で、女優の潘めぐみさんが起用されたことが明らかになった。恵子さんもゴンの育ての親・ミト役を演じることが決まっており、文字通りの“母子鷹(だか)”が新アニメの船出を飾る。

ウナギノボリ

 「ハンター×ハンター」は、冨樫義博さんが98年からマンガ誌「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載を開始し、コミックスは累計5500万部(1~29巻)を誇る人気作。幼いころに別れた父と同じ「ハンター」になることを夢見る少年・ゴンは、生まれ育ったくじら島を旅立ち、それぞれの目的でハンターを目指すキルア、クラピカ、レオリオと出会い、命を落とすほどの難関として知られるハンター試験合格を目指す……というストーリー。現在、原作では驚異的な力を持った生物「キメラアント」との死闘が描かれており、8日発売の同誌35、36合併号から連載が再開された。

 伝説の暗殺者一家に生まれ、ゴンと行動を共にする親友のキルアの声を、「Yes!プリキュア5」で春日野うららを演じた伊瀬茉莉也さん、少数民族クルタ族の生き残りで、一族のかたき「幻影旅団」への復讐(ふくしゅう)を目指すクラピカを「テガミバチ」のラグ・シーイング役の沢城みゆきさん、医師を目指し、病人を無料で治療するための金にこだわるレオリオを「クレヨンしんちゃん」の野原ひろし役の藤原啓治さん、驚異的な強さを持ち、ゴンに強い興味を抱くヒソカを「君に届け」の風早翔太役の浪川大輔さんら人気声優陣が出演する。

 アニメーション制作は「デスノート」「NANA」のマッドハウス。「RAINBOW 二舎六房の七人」の神志那弘志監督に、「ドラゴンボールZ」「フレッシュプリキュア!」の前川淳さんがシリーズ構成、「新世紀GPXサイバーフォーミュラ」「スレイヤーズ」の吉松孝博さんがキャラクターデザインをそれぞれ担当する。放送は10月2日から毎週日曜午前10時55分。(毎日新聞デジタル)

アニメ 最新記事