武田航平:イケメンライダーから女難の役で地上波初主演 「ここが噂のエル・パラシオ」

「ここが噂のエル・パラシオ」に主演する武田航平さん(左)と原作マンガのイメージイラスト(C)あおやぎ孝夫/小学館
1 / 1
「ここが噂のエル・パラシオ」に主演する武田航平さん(左)と原作マンガのイメージイラスト(C)あおやぎ孝夫/小学館

 「仮面ライダーキバ」の紅音也役などで知られる俳優の武田航平さんが、あおやぎ孝夫さんの人気マンガ原作のドラマ「ここが噂(うわさ)のエル・パラシオ」(テレビ東京、10月から放送)で主演を務めることが9日、明らかになった。女子レスラーに雑用係兼レフェリーとしてこき使われる主人公・忠輔役で地上波ドラマ初出演となる武田さんは「初主演ということでうれしさと不安はありますが、忠輔という役は本当に愛すべき優しいKY男だと思いますので愛情をもって皆さんに助けていただきながら一生懸命演じていきたいと思います」と意気込んでいる。

ウナギノボリ

 「ここが噂のエル・パラシオ」は、あおやぎさんが09年から月刊マンガ誌「ゲッサン」(小学館)で連載している人気マンガが原作。交通事故に遭い、記憶を失った主人公が人気女子プロレスラーの須弥仙桜花(しゅみせん・おうか)に連れてこられた女子プロレス団体「エル・パラシオ」の合宿所で、「リングの上で裁きを下す」という意味合いから大岡越前にちなんだ「忠輔」という名前を付けられ、雑用係兼レフェリーとして個性的な美女・美少女レスラーたちと共同生活を過ごすという“女難”コメディー。

 ドラマは、「嬢王」「マジすか学園」などを送り出してきたテレビ東京の金曜深夜枠「ドラマ24」で放送。プロレスラーを演じる女優陣は可能な限りリアルなプロレスの動きを再現し、ハイスピードカメラを使って格好良くかつセクシーに撮影するという。テレビ東京の森田昇プロデューサーは「今回はストーリー、ノリ、お色気など過去の作品を凌駕(りょうが)するものになります。美女の格闘シーンはかつてない迫力で、カッコ良くそしてセクシー極まりない映像にしたいと思っています」とコメント。武田さんについても「イケメンながら美女たちに下僕として力いっぱいイジメられる、という女難の役をしっかり演じていただけると思います。逆境にありながら、タフに女たちの闘争心に火を付けマジバトルへ導くという役柄にはピッタリの役者さん」と太鼓判を押している。

 放送は10月から毎週金曜深夜0時12分。(毎日新聞デジタル)

マンガ 最新記事