6、7日の映画観客動員ランキング(興行通信社調べ)によると、毎年夏恒例の特撮2大ヒーロームービー「劇場版 仮面ライダーオーズ/海賊戦隊ゴーカイジャー THE MOVIE」が公開初日2日間で約29万人を動員し、興行収入約3億4957万円で初登場首位を獲得した。仮面ライダーシリーズは生誕40周年、スーパー戦隊シリーズでは35作目の記念作品で、例年より幅広い客層を集客。公開2日間の興行収入は、最終的に約14億7000万円を記録した昨年の「仮面ライダーW/天装戦隊ゴセイジャー」より5.4%増の好成績となっている。昨年の夏と同様に3D版も189スクリーンで公開され、3D版だけで約4万人動員、興行収入約6147万円を占めている。
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2位の「ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2」は4週連続首位はならなかったが、早くも累計興行収入は約60億円を突破。3位「トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン」は20億円間近となり、4位「カーズ2」は10億円、5位「劇場版ポケットモンスター 2011」は25億円、6位「コクリコ坂から」は20億円を突破し、それぞれ好成績を記録している。
「劇場版 仮面ライダーオーズ」は、欲望から生まれる「オーメダル」を巡って人間と怪人が争奪戦を繰り広げる特撮ドラマの劇場版で、錬金術師ガラの力で現代の一部が江戸にすり替わってしまったという設定で、仮面ライダーオーズと貧乏旗本の三男坊・徳田新之助を名乗る“暴れん坊将軍”徳川吉宗(松平健さん)が共演を果たす。「海賊戦隊ゴーカイジャーTHE MOVIE」は、特撮ヒーロー番組のシリーズ35作目で、34のスーパー戦隊の力を自在に操り、「宇宙最大のお宝」を探すために地球にやってきたヒーロー「海賊戦隊ゴーカイジャー」の劇場版。お宝探しの舞台が伝説の空飛ぶ幽霊船となり、敵を相手に仲間とのきずなを深めていく物語が展開する。
そのほか新作は、7位に人気グループ「SMAP」の香取慎吾さん主演の「こちら葛飾区亀有公園前派出所 The Movie−勝どき橋を封鎖せよ!−」が初登場。全国277スクリーンで公開され、約8万人を動員、興行収入は約9868万円だった。テレビドラマ化された人気マンガの劇場版で、主人公・両津勘吉が小学校時代のあこがれの同級生・桃子に偶然再会し、「警察やめて桃子と一緒になる!」とたんかを切るが、そのころ警察庁長官の孫娘が誘拐される事件が発生し……というストーリー。両津役の香取さんをはじめ、香里奈さん、速水もこみちさん、伊武雅刀さんらドラマ版キャストが再集結しているほか、深田恭子さん、谷原章介さん、沢村一樹さんらがゲスト出演している。(毎日新聞デジタル)
1位 劇場版 仮面ライダーオーズ/海賊戦隊ゴーカイジャー THE MOVIE
2位 ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2
3位 トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン
4位 カーズ2
5位 劇場版ポケットモンスター 2011
6位 コクリコ坂から
7位 こちら葛飾区亀有公園前派出所 The Movie −勝どき橋を封鎖せよ!−
8位 劇場版NARUTO−ナルト−ブラッド・プリズン
9位 忍たま乱太郎
10位 ロック −わんこの島−
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