亀田興毅:「世界陸上に負けられへん!」 8・31武道館で勝利の“ボルトポーズ”宣言

“ボルトポーズ”を披露する亀田興毅選手
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“ボルトポーズ”を披露する亀田興毅選手

 WBA世界バンタム級王者・亀田興毅選手が12日、日本武道館(東京都千代田区)で31日に行われる2度目の防衛戦を前に、東京・赤坂のTBSで取材に応じた。同局では亀田選手の試合を生放送した後に、世界陸上のハイライト番組を放送予定で、亀田選手は「世界陸上には負けられへんからな。おれ、ボルト好きやから、勝ったらボルトポーズやるよ。リング上で」と宣言し、“世界最速の男”ウサイン・ボルト選手に勝る活躍を誓った。

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 同級7位のデビッド・デラモラ選手(メキシコ)と対戦する亀田選手は、減量に入ったばかり。対戦相手については「相手も強い選手やけど、きっちり倒して勝つ。もうビデオ見て大体分かってるけど、あとは1ラウンド手合わせたら大体分かる。まとまってるし、打ち合いが好きなファイタータイプ。きれいにちゃんとボクシングして、カウンターでしとめたい」と意欲十分。

 甘い物が大好きという亀田選手は、自身がプロデュースしたロールケーキ「亀田ロール」を記者に振る舞うなど、気さくな笑顔を見せたが、最近は好物のスイーツは控え“肉食”中心。「肉好きの人のほうがパワーがある。おれも原点に戻って、前以上に肉食になってる。草食系男子? 絶対あかん!」と力説。タイトル戦に向けた“必殺技”を聞かれると「肉パンチや。肉パンチって何やねん」と笑わせながらも、「左のストレートを今まで以上にキレ良く、スピード良く打つ練習はしてるよ。あとはボディーかな。どんな選手もボディーは弱いから」と真摯(しんし)な表情で語っていた。

 なお、31日には、亀田選手の防衛戦に先立ち、WBAフライ級4位の清水智信選手が、WBAスーパーフライ級王者のウーゴ・カサレス(メキシコ)に挑戦。同局では、このダブルタイトルマッチの模様を午後7時から生放送(一部地域除く)する予定。(毎日新聞デジタル)

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