篠原涼子:監督からの手紙に感極まり涙 「アンフェア」初日

主演映画「アンフェア the answer」の初日舞台あいさつで涙を流す篠原涼子さん
1 / 1
主演映画「アンフェア the answer」の初日舞台あいさつで涙を流す篠原涼子さん

 女優の篠原涼子さんが17日、東京都内で行われた主演映画「アンフェア the answer」(佐藤嗣麻子監督)の初日舞台あいさつに登場した。今回の映画のため、妊娠中だが精力的にプロモーションをこなしてきた篠原さんに、佐藤監督からねぎらいの手紙が披露されると、“アンフェア”なサプライズに篠原さんは感極まって涙を流し、「本当に嗣麻子監督、ありがとうございます。すごくうれしい。アンフェアはみんなで作ってきた作品で、キャストとこういう場に立てて、みなさんに集まっていただいて、すごく、感謝しています。これからも、私はちょっと休みますけど、また笑顔でこういう場に立てるように頑張ります」と、キャストと観客にお礼を述べていた。

ウナギノボリ

 舞台あいさつには、共演の佐藤浩市さん、山田孝之さん、寺島進さん、大森南朋さん、佐藤監督も登場。佐藤さんは、今回の篠原さんの頑張りについて、「女性1人は大変なこと、その中で中心となって座長としてみんなをまとめていたわけですから、並大抵のことじゃなかったと思います。でも、人に気を使われる方なんで、僕ら男性陣はついていけたのかなと思います」と褒めたたえていた。

 「アンフェア」は、篠原さんが演じる警視庁捜査1課で検挙率ナンバーワンのバツイチ刑事・雪平夏見の活躍を描き、06年1~3月に放送されて全11話の平均視聴率15.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)、最高視聴率16.5%を獲得した人気ドラマ。07年には劇場版「アンフェア the movie」が公開され、興行収入27億2000万円を突破。23日には、北乃きいさん主演のスペシャルドラマ「アンフェア the special~ダブル・ミーニング 二重定義~」(関西テレビ・フジテレビ系)を放送する。

 映画は、東京都内で殺人事件の容疑者が次々と殺される事件が発生。東京を追われ北海道の西紋別署に勤務する雪平(篠原さん)はその連続殺人の容疑をかけられ、逮捕されてしまう。警視庁内に動揺が走る中、雪平は事件の真相を追い求め、警察からの逃避行を決意。国家機密が隠されたUSBが事件のかぎを握っていることを知った雪平は元夫、同僚、上司、検察、凶悪犯罪者らに追われながら、事件の真相に近づいていく……というストーリー。主題歌は中島美嘉さんの新曲「LOVE IS ECSTASY」が起用されている。映画は全国東宝系で公開中。(毎日新聞デジタル)

映画 最新記事