UFC135:参戦する2人の日本人ファイター五味隆典と水垣偉弥に聞く

UFC135に臨む五味隆典選手(左)と水垣偉弥選手 (C)NAOKI FUKUDA(五味選手)、(C)Photo Courtesy of UFC(水垣選手)
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UFC135に臨む五味隆典選手(左)と水垣偉弥選手 (C)NAOKI FUKUDA(五味選手)、(C)Photo Courtesy of UFC(水垣選手)

 人気、実力、選手層の厚さで、世界の総合格闘技の頂点に君臨する「UFC(Ultimate Fighting Championship)」。ライトヘビー級タイトルマッチが組まれている「UFC135」には、日本の五味隆典選手と水垣偉弥選手が登場する。1月以来の参戦となる五味選手は、UFCで大会ベスト・ファイト賞を4回、ベスト・サブミッション賞を2度受賞している“名勝負男”ネート・ディアス選手と対戦する。また、軽量級トップファイターである水垣選手は、WEC初代フェザー級王者のコール・エスコベド選手と対戦。両者とも連敗は許されない状況だけに“UFC発祥の地”米デンバーでの奮闘が期待される。この注目の大会を前に、五味、水垣両選手にインタビューした。(毎日新聞デジタル)

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 ◇五味隆典選手インタビュー

 −−UFCに再出場ということになるのですが意気込みは?

 UFC日本大会の開催が決まり、次の試合と(出場が決まれば)2月の日本大会は大事な2試合になると思うので、しっかり頑張って二つの試合に勝とうと思ってます。

 −−今回の試合、相手は強豪ということでプレッシャーはありますか。

 誰とやっても厳しい戦いになると思うので、あんまりそういうことは感じていません。自分の動きができれば問題ないと思います。

 −−今回は今までの中でも一番厳しい練習をしたそうですが。

 同じことをやっても、同じ効果が出るわけではないということに気がついたので、今の年齢、体調、経験に合ったものをアレンジしてやるようにしています。最終的には一番効果が出たスパーリングよりも、走り込みなど最もシンプルなものをやろうと思っています。

 −−日本で応援している方たちへメッセージをお願いします。

 日本は(今年)大変なことがいっぱいあったので、しっかり頑張っている姿を見ていただいて、元気になっていただければやりがいがあります。しっかり頑張ってきます!

 ◇水垣偉弥選手インタビュー

 −−UFC再出場ということで、意気込みは?

 前回は全く自分を出せなかったというか、負け方にしても不本意だったので、今回は自分を出して勝利する、ということに専念してやっています。

 −−来年2月に日本大会が行われるということについてはいかがですか。

 僕の場合は、次に勝たなければもうあとがないと思ってやっているので、とにかく次に勝ってから日本大会のことは考えようと思っています。日本で大会があることはすごくうれしいですが、とりあえず、まずは自分の目の前にある試合に集中しようと思っています。

 −−最後に、日本で応援している方たちへメッセージをお願いします。

 日本人選手全体がUFCでかなり苦戦しているので、その中でまずは自分が一つ勝って、その後、同じ日に試合をする五味さんに、いい流れをつなげられるような試合にしたいと思っています。

 *期待の2人の日本人ファイターが参戦する注目のUFC135は25日午後6時からWOWOWでハイビジョン放送する。

 ◇UFC−究極格闘技− UFC135 五味復活! ジョン・ジョーンズ初防衛戦!

 日本人ファイター五味選手と水垣選手のダブル参戦と王者ジョン・ジョーンズ選手の初防衛戦!は25日午後6時からハイビジョン放送。10月5日午後10時からリピート放送。

 <主な対戦カード>

ライトヘビー級タイトルマッチ:ジョン・ジョーン対クイントン・“ランペイジ”・ジャクソン▽ライト級:五味隆典対ネート・ディアス▽バンタム級:水垣偉弥対 コール・エスコベド

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