注目ドラマ紹介:「秘密諜報員 エリカ」 栗山千明が元敏腕スパイのママに

ドラマ「秘密諜報員 エリカ」の一場面=読売テレビ提供
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ドラマ「秘密諜報員 エリカ」の一場面=読売テレビ提供

 女優の栗山千明さんの連ドラ初主演作となる新ドラマ「秘密諜報員 エリカ」(読売テレビ・日本テレビ系)が6日から始まる。栗山さんは敏腕スパイという過去を隠し、平凡な“ゆるママ”として暮らす主人公のエリカを演じる。栗山さん演じるエリカの2つの顔のギャップが見どころの一つとなっている。

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 ドラマは一話完結のミステリー作品。主人公の高橋エリカ(栗山さん)は、テロや誘拐などさまざまな事件から、秘密裏に国民を守っていたすご腕のスパイだった。しかし、平凡なサラリーマンの高橋良介(東根作寿英さん)と、良介の連れ子で幼稚園児の航太郎と出会ったことをきっかけに1年前にスパイを辞めて、過去を隠したまま良介と結婚し、新妻として平和な日常を送っていた。ところがある日、スパイ時代の元上司・戸塚宗一(杉本哲太さん)がエリカの元を訪れ、民間のトラブルを解決する仕事を手伝ってほしいとエリカに頼み込む。家族を第一に考えるエリカは断るのだが、“秘密”を家族にばらすとおどされ、半ば強制的に手伝わされることになってしまう。ほかに井出卓也さんが出演、エリカのアシスタントとして戸塚の事務所でアルバイトしている大学院生の園田淳平を演じる。

 第1話は、エリカが雑居ビルにある戸塚のオフィスを訪ね、話をしていたところに依頼者の竹内ひとみ(建みさとさん)がやってくる。婚活サークルの会社「セレブレイト・マリッジ」に登録したひとみは、その会社が主催するお見合いパーティーに参加し、速水という医者と出会ったが、速水に睡眠薬入りのお酒を飲まされ乱暴されたと打ち明ける。ひとみは速水に仕返しするため、身元を突き止めてほしいとエリカたちに依頼するが……という内容。

 脚本は映画「自虐の詩」やドラマ「てっぱん」などを手がけた関えり香さんが手がけ、「おひとりさま」「白い春」などの植田尚さんらが演出を担当する。また、栗山さんが主題歌を歌うことも決定しており、楽曲は椎名林檎さんが作詞、作曲、プロデュースを手がける。6日から毎週木曜午後11時58分放送。 (毎日新聞デジタル)

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