武田鉄矢：「GReeeeN」と異色ユニット「緑のたけだ」結成　新CMで華麗なダンスも

　俳優の武田鉄矢さんが、現役歯科医4人組のボーカルユニット「GReeeeN」との異色ユニット「緑のたけだ」を結成することが7日、明らかになった。武田さんは、出演中のカップめん「赤いきつね」と「緑のたぬき」（東洋水産）の新CMで、「GReeeeN」が作詞作曲を手がけたCMソングを新ユニットとして歌っており、CMでは4人の武田さんがハイテンポな楽曲に合わせて華麗なヒップホップダンスを披露している。「GReeeeN」がCM曲を書き下ろすのは初めてで、武田さんとのコラボレーションは、4枚目のシングル「ヒト」（07年発売）のジャケットに“金八先生”として武田さんを起用して以来だという。

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　新CM「緑のたぬき×GReeeeN～緑のたけだ～」編は、緑の衣装に身を包んだ4人の武田さんが、「GReeeeN」とともに結成した新ユニット「緑のたけだ」が歌うデビュー曲に乗せて、ユニークなヒップホップダンスを披露するという内容。CMソングの歌詞の中に、「タヌキ」「3分」「ソバ」といった「緑のたぬき天そば」に関連する言葉や、「JODAN」（武田さんの海援隊の曲「JODAN JODAN 」から引用）など武田さんに関連する言葉がちりばめられており、お湯を入れて3 分で出来上がる同商品の特徴に合わせて、曲の時間も3分ちょうどに仕上がっている。

　武田さんは、CMソングについて「これが今の音楽の前線なんだと思った。我々のフォークソングのころと比べると、やっぱりギャップを感じますよ」としみじみと語りながらも、「赤いきつねと緑のたぬきとは長い付き合いですが、その中でもなかなかの労作だと思う。流れる曲の後ろには、若い世代との交流なんかも込められておりますので、さまざまな世代の方が楽しみながら、緑のたぬきを愛していただければ」とコメントしている。「GReeeeN」のメンバーは「素晴らしい曲になる予感はしていました。そこに武田さんのエンターテインメント性が加わったことで最高の1曲が仕上がった」と自信を見せ、「『海援隊』のころから聞いていた武田さんが一つの曲という同じステージで歌っていることに感動しました。ぼくたちの作った曲の中でもとても大きな存在感を示す武田さんはさすがです！」と絶賛している。

　また、「緑のたけだ」として今後は、武田さんが「（アルバムでコラボ？）やっぱり意欲としてある。お互い完成のない道を歩いてるんでね。チャンスがあれば（コラボしたい）ってGReeeeNのプロデューサーにいったら、『ホントっすか～』って、喜んでくれました」と明かしており、「GReeeeN」のメンバーも「今度はバラードなどいかがでしょうか！？」と意欲的で、新たな展開にも期待できそうだ。

　新CM「緑のたぬき×GReeeeN～緑のたけだ～」編は11日から全国で順次放送開始。同社ホームページでは、「緑のたけだ」結成のきっかけを収録した「緑のたぬき×GReeeeN～結成秘話～」編が公開中。　（毎日新聞デジタル）