大塚シノブ:シンガポールとの初共同合作ドラマのヒロインに 12月放送「ムーンケーキ」

シンガポールと日本の共同制作ドラマ「ムーンケーキ」に主演する大塚シノブさん
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シンガポールと日本の共同制作ドラマ「ムーンケーキ」に主演する大塚シノブさん

 12月に放送されるシンガポールとの初めての共同合作ドラマ「ムーンケーキ」(TBS系)に、日本や中国で活躍する国際派女優の大塚シノブさんが主演することが明らかになった。ドラマは家族や人と人とのきずなを問いかけるヒューマンラブストーリーで、大塚さんは、結婚が破談になり、家族との縁を絶ってシンガポールに来たヒロイン川久保美月を演じる。

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 大塚さんは、神奈川県出身。身長163センチ。学生時代から日本のテレビドラマやCMで活躍した後、中国に単身留学。独学で中国語をマスターし、中国の女優チャン・ツィイーさんらを輩出した俳優学校「中央戯劇学院」に特待留学生として入学。中国の映画やドラマに出演するほか、雑誌の表紙を飾るなど活躍している。07年には本木雅弘さん主演の日中合作映画「夜の上海」に出演した。日本語、中国語、英語を話すトライリンガル。

 ドラマは、シンガポールが舞台。自然災害の脅威を前に人間の無力さ、はかなさを感じながらもハイパーレスキュー隊員として人命救助に命をかけるシンガポール男性(戚玉武さん)と、災害と向き合いながら成長していく日本人女性(大塚さん)の恋を描く。タイトルの「ムーンケーキ」とは、月餅のことで、シンガポールでは中秋の名月を見ながら家族で分け合って食べる習慣がある。フィクションだが、東日本大震災で世界各国からもたらされたさまざまな救援活動に感謝を表すこともテーマの一つという。市毛良枝さん、笛木優子さんも出演する。

 貴島誠一郎プロデューサーは「これからの日本人、アジア人の生き方ときずなをテーマに、全編シンガポールロケで美しく描くラブストーリーです。主演2人の体当たりの演技にもご期待ください」とアピールしている。12月24日に放送予定。(毎日新聞デジタル)

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