アイドルグループ「AKB48」の姉妹ユニット「SDN48」のキャプテンを務める野呂佳代さんが30日、オーディトリウム渋谷(東京都渋谷区)で開催された映画「地球防衛ガールズP9」(河崎実監督)の完成披露試写会に登場。12年3月31日のコンサートをもってSDN48のメンバー全員が卒業となることについて、野呂さんは「卒業の瞬間はやっぱりすごくみんな寂しいとか残念だと思う。特に私はキャプテンだし、秋元(康)先生には申し訳ないと思った」と複雑な思いを明かしたが、「今は卒業の区切りに向けて、自分たちがもっと輝けるように頑張っているので、これからもファンに見守ってほしい」と呼びかけた。
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映画は、「いかレスラー」や「ヅラ刑事」「日本以外全部沈没」の河崎監督の約2年半ぶりの新作。宇宙人や怪獣の襲撃がひっきりなしの20世紀末から数十年、地球には敵が全く現れず、地球を守った防衛軍は予算を縮小されて、日本支部はお台場のネットテレビ局の地下深くに建設された秘密基地に身を潜め、「P9(パラノーマルナイン)」と呼ばれる女性9人だけで結成された特殊精鋭部隊だけが残っていた。そんなある日、ついに登場した“本格”怪獣がなぜか突如消滅する事件が発生。その消滅事件を機に起死回生を狙った地球防衛軍長官は、P9を“愛される防衛軍”として、アイドル歌手デビューさせる。戦う力をほぼ奪われた防衛軍はどうなるのか……というストーリー。
P9のメンバーを演じる野呂さんは「レーザー射撃の名人という役。アクションシーンもあると思って、自宅の布団の上で練習をしていたんです」と役作りについて語ったが、「銃を抜くシーンはあるんですが、その後の(撃つ)シーンがない……。私が銃を何回抜くか、数えてもらっても楽しいです」と見どころを紹介。同じくP9として出演した「AKB48」の片山陽加さんは「エスパーという役で、実際に透視をやってみてと監督に言われました。5枚トランプを用意され『本当に当たればいいね』と言っていたんですが全く当たらなかった(笑い)。でも映画は大当たりです!」とPRした。
自ら試写会の司会を務めた河崎監督は「バッチリですね。今回の映画はキャスティングがすべてだった」と満足げで、「今回の映画は、24年前に撮った僕のデビュー作のリメークで、原点に帰ろうと思った。あまりに日本が暗いので明るくしたい」と張り切り、「続編用の小ネタがたくさん入っています。あと、3D映画がはやっていますが、この映画は4Dで、出演者が出てきます!」と爆弾発言を連発し、会場を盛り上げていた。
映画は、26日から渋谷シネクイント(東京都渋谷区)での2週間の期間限定レイトショーを皮切りに、全国で順次公開予定。同劇場では、映画のある場面になると、P9を演じるアイドルの数人が毎回劇場に実際に登場して目の前で登場人物を演じ、映画と本人とのコラボレーションが楽しめる。(毎日新聞デジタル)
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