まんが王:マンガ専門店が電子書籍事業に参入

マンガ専門店「まんが王」が展開する電子書籍販売サイト「デジタルまんが王」のイメージ
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マンガ専門店「まんが王」が展開する電子書籍販売サイト「デジタルまんが王」のイメージ

 東京・八王子のマンガ専門店「まんが王」が、25日から電子書籍事業に乗り出すことが明らかになった。書店による電子書籍事業は、書店大手の「紀伊國屋書店」や同人誌販売の「とらのあな」なども手がけており、既存の電子書籍事業と提携するケースもあるが、マンガ専門店が単独で展開する電子書籍事業として注目を集めそうだ。

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 電子書籍サイト「デジタルまんが王」(http://www.mangaoh.co.jp/dg/)で配信する。配信するのは、テレビドラマも放送されている本宮ひろ志さんの「俺の空 刑事編」や80年代にブームを巻き起こした平松伸二さんのバイオレンスアクション「ブラック・エンジェルズ」、さいとう・たかをさんの話題作「サバイバル」など。現状で入手困難な名作をはじめ、ライディーンをはじめとした人気アニメのスーパーロボットが活躍する長谷川裕一さんの「ゴッドバード」などの新刊マンガも取りそろえる。

 アイドックの電子出版向けデジタル著作権管理プラットホーム「ブックエンド」を採用。購入した書籍はPCやアンドロイド端末で楽しめる。オープン当初は約3000点を取りそろえ、順次作品を追加して約1万5000点程度まで増やしていく方針で、ユーザーからの要望に応じて、画集などもそろえていきたいとしている。価格は1話50円からか、単行本1冊300円からで、形式は作品によって異なる。(毎日新聞デジタル)

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