森山良子:柳葉敏郎主演のMBS新春ドラマ「花嫁の父」の主題歌を担当

主題歌「日常」が収録されている森山良子さんのアルバム「すべてが歌になっていった」のジャケット写真
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主題歌「日常」が収録されている森山良子さんのアルバム「すべてが歌になっていった」のジャケット写真

 歌手の森山良子さんが歌う「日常」が、柳葉敏郎さん主演で12年1月に放送されるMBS開局60周年記念の新春ドラマ「花嫁の父」の主題歌に起用されることが決まった。同曲は9月に発売された森山さんのデビュー45周年記念アルバム「すべてが歌になっていった」(ドリーミュージック)に収録。東日本大震災から数日後、作詞家の松井五郎さんから、突然届いた歌詞に思いを重ねてメロディーをつけた曲といい、森山さんは「このドラマとともに、ささやかな日常を強く生き抜いていく全ての人におくります」とメッセージと寄せている。

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 ドラマは、美しい風景の広がる新潟・山古志と下町人情あふれる東京・浅草を舞台に、闘牛を育てる父親(柳葉さん)とろうあの娘との深いきずな、2人を取り巻く人々の心情をしっとりとユーモアたっぷりに描かれる。耳が聞こえない娘・美音役に貫地谷しほりさん、娘が嫁いでいく下町の魅力的な青年・丸役に向井理さん、口うるさいが優しい祖父役に橋爪功さん、里志がひそかに思いを寄せる女性に余貴美子さんが出演。脚本は、数々のNHK連続ドラマや、ドラマ「外科医有森冴子シリーズ」を手がけた井沢満さんが担当した。

 演出を担当するMBSの竹園元さんは、ラストシーンに合う優しくて伸びやかな曲がほしいと思っていたと語り、「メロディーも歌詞もラストシーンにぴったりな歌で、主題歌にお願いしました。特に、松井五郎さんの歌詞が圧巻で、森山さんの優しく、全てを包み込んでくれるようなメロディー、歌声に乗せて、未来への希望を感じさせてくれます。歌詞にある『君の声がする方へ 私は行こうと思う』は、ヒロインにとっては奇跡の瞬間だと思います」とコメントしている。

 ドラマは、12年1月8日午後9時から2時間、TBS・MBS系で放送予定。(毎日新聞デジタル) 

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