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西島秀俊:「6年間待っていた」と感無量 主演映画「CUT」ジャパンプレミア

映画
「CUT」ジャパンプレミアに登場した(左から)常盤貴子さん、西島秀俊さん、アミール・ナデリ監督

 イラン出身のアミール・ナデリ監督の新作映画「CUT」のジャパンプレミアが23日、東京フィルメックス映画祭を開催中の有楽町朝日ホール(東京都千代田区)で開催され、主演の西島秀俊さんと常盤貴子さん、ナデリ監督が舞台あいさつに登場した。西島さんは「05年に監督と一緒に映画を作ろうと言ってから6年間、ずっとこの日を、このときを待っていました」と感無量の思いを語り、「この映画には僕の魂がこもっていて、(今日の)700人の観客に見ていただくことで何か大きな流れが生まれることを心から願っています」と呼びかけた。

 映画は、世界6カ国のプロデューサー、11カ国の出資のもと、日本で撮影され、「ユリイカ」の青山真治監督が脚本協力として参加した。これまで3本の作品を製作している映画監督の秀二(西島さん)は、いつも兄からお金を借りて、自分の信じる映画を撮っていた。しかしどの作品も商業映画として映画館でかけることさえできずにいた。ある日、秀二は兄がヤクザの世界におり、兄が自分のためにした借金のトラブルで死んだことを知る。借金を返済しなければならない秀二だが、自分の信念を曲げる商業映画監督の仕事は断り、ヤクザの事務所内で殴られ屋を始める……という物語。

 ナデリ監督は、ナント三大陸映画祭グランプリを受賞、世界的にも高く評価されており、現在は米ニューヨークを拠点に活躍している。05年に審査員として参加した東京フィルメックスで西島さんと出会い、一緒に映画を作ろうと約束したという。ナデリ監督は「今夜は私のキャリアにとってとても重要な日です。この日になるまで6年の歳月がかかりました」と興奮気味に話し、出演者やスタッフの名前を続けざまに紹介して、感謝の気持ちを語った。ヤクザ相手に仕事をする女性・陽子役を演じる常盤さんは「私にとっていろいろな挑戦が詰まった映画。監督だからこそできた挑戦です。どうか私の新たな挑戦を見ていただきたいと思います」と笑顔でPRしていた。

 映画は12月17日から東京のシネマート新宿と大阪のシネマート心斎橋で全国順次公開。(毎日新聞デジタル)

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