原田知世:北海道素材使ったサプライズパン登場に大泉洋と興奮 映画「しあわせのパン」

映画「しあわせのパン」の完成披露試写会に登場した(左から)三島有紀子監督、原田知世さん、大泉洋さん
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映画「しあわせのパン」の完成披露試写会に登場した(左から)三島有紀子監督、原田知世さん、大泉洋さん

 女優で歌手の原田知世さんが23日、北海道・札幌で行われた映画「しあわせのパン」の完成披露試写会の舞台あいさつに共演の大泉洋さんと登場した。原田さんは「ようやく完成し、皆様に見ていただける日がきたことをとってもうれしく思っています」と話し、大泉さんは「第2弾もぜひ作っていただきたい。しあわせのパンツ(2)ですね。パンもパンツも分け合う、そういう夫婦の物語を」と笑いを交えながら、シリーズ化への意気込みを語った。

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 「しあわせのパン」は北海道・洞爺湖のほとりにある小さな町・月浦が舞台。パンカフェ「マーニ」を営むりえさん(原田さん)と水縞くん(大泉さん)の夫婦と、さまざまな思いを抱いて店を訪れる客たちとの春夏秋冬の物語。10年9月と11年1月の2期にわたりロケが行われ、春夏秋冬すべてのシーンが北海道で撮影された。NHKでドキュメンタリーを数多く手がけてきた三島有紀子さんが監督・脚本を担当している。

 「探偵はBARにいる」に続き、故郷・北海道の作品への出演となった大泉さんは「北海道の映画となるとなんとか見てもらわなくちゃと思うので、うっとうしいくらい宣伝したくなるタイプなんです。それがちょっと大変ですね」と話し、「(今回演じた役は)せりふも少ない役でしたが、不思議とパンをこねているだけでいろいろなものが伝わってくるような作品です」と同作をアピール。

 舞台あいさつの後半には北海道の素材を使った特製“しあわせのパン”がサプライズで登場し、原田さんと大泉さんが「すごーい。かわいい」と興奮する場面も見られた。12年1月21日に北海道で先行公開され、28日から全国で公開予定。(毎日新聞デジタル)

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