石井一久:メジャーの次の目標は会社員 引退「そろそろしたい」 妻・木佐アナと映画イベント

映画「リアル・スティール」ミニトークイベントに登場した石井一久投手(左)と木佐彩子さん
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映画「リアル・スティール」ミニトークイベントに登場した石井一久投手(左)と木佐彩子さん

 埼玉西武ライオンズの石井一久投手とフリーアナウンサーの木佐彩子さん夫妻が24日、東京都内で開催された米映画「リアル・スティール」(ショーン・レヴィ監督)のトークイベントに登場。メジャーリーグも経験した石井投手の次の夢は「会社員になりたい。野球は1年1年の勝負の世界なので。中途採用で」と話し、引退は「そろそろしたいです。大分年が上なので」と本音で答えていた。

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 「リアル・スティール」は、生きる場を失い、どん底の暮らしを送っていた元ボクサーのチャーリー・ケントン( ヒュー・ジャックマンさん)と、11歳の息子・マックス(ダコタ・ゴヨ君)の父子の絆を描いた作品。マックスが赤ん坊のときに別れて以来、約10年ぶりの再会で最悪の親子関係になっている2人が、ゴミ捨て場でスクラップ同然に捨てられていた旧式ロボット「ATOM」を発見。彼らの人生に奇跡が巻き起こる……というストーリー。

 夫妻は10歳の息子と初めて親子3人そろって映画を見たといい、石井投手は「息子には(映画のように)挑戦して努力したら夢はかなうという見本を見せてあげたい」と感想を語った。石井投手は「僕はただ野球が上手なだけなんだけれど(息子は)リスペクトしてくれてますね」と話し、「妻は(息子を)宇宙飛行士になってほしいといっているけれど、僕は堅実に歩んでほしい。プロ野球選手は僕ぐらい(のレベル)来るまでが難しいので。ちゃんと勉強してほしいな」と本音をのぞかせた。

 映画について石井投手は「お子さんがいらっしゃる方が一緒に見たら素直な気持ちになるんじゃないかな」、木佐さんは「今年ほど人とのつながりや平凡なことに幸せを感じる年はなかったと思う。大切な人と映画を見ていただければ」とアピールした。映画は12月9日から全国で公開。(毎日新聞デジタル)

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