小学館:「小学三年生」と「小学四年生」を休刊 約90年の歴史に幕

休刊が決まった学年別学習雑誌「小学三年生」と「小学四年生」の表紙
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休刊が決まった学年別学習雑誌「小学三年生」と「小学四年生」の表紙

 小学館は1日、約90年の歴史を誇る学年別学習雑誌「小学三年生」と「小学四年生」を来年2月3日発売の3月号で休刊すると発表した。今後は、昨年に休刊した「小学五年生」と「小学六年生」の読者層も含め、学習雑誌のノウハウを生かし「小学館の学習ムックシリーズ」を立ち上げる予定。

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 学年別学習誌は、1922(大正11)年の小学館創業時からの基幹雑誌で、「小学三年生」は1923年、「小学四年生」は1924年に創刊された。1973年のピークにはそれぞれ102万部、82万部を発行していたが、少子化や社会状況の生活環境の変化とともに部数が落ち、現在ではそれぞれ4万~5万部、3万~4万部に落ち込んでいた。

 同社は、学年別、男女別という現在の刊行形態ではニーズに合致しないと判断し、休刊を決め、新シリーズで小学生層の開拓を目指す。低学年向けの「小学一年生」「小学二年生」については刊行を続けるという。(毎日新聞デジタル)

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