TSUTAYA年間DVDレンタル：「告白」が邦画初の首位獲得

　DVD・CDレンタル大手のTSUTAYAが発表した11年の年間DVDレンタルランキング（1月1日～11月30日付）によると、湊かなえさんの小説を映画化した中島哲也監督の「告白」が1位を獲得した。同年間ランキングで邦画が首位になるのは初めて。2位はトム・クルーズさんとキャメロン・ディアスさん主演のスパイアクション映画「ナイト&デイ」、3位はシリーズ最終作の前編「ハリー・ポッターと死の秘宝　PART1」だった。

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　「告白」は、中学校教師・森口悠子（松たか子さん）が、自分の娘は教え子に殺されたと生徒を告発する物語。熱血過ぎる新人教師役を岡田将生さん、犯人の過保護すぎる母親役を木村佳乃さんが演じ、37人の生徒役は、1000人以上のオーディションで選ばれた13歳の少年少女が演じた。「第34回日本アカデミー賞」では作品賞、監督賞、脚本賞、編集賞の4冠に輝いた。ブルーリボン賞で作品賞、報知映画賞で中島監督が監督賞を受賞している。

　同作は220万回以上のレンタル回数を記録し、邦画作品で初の年間ランキング首位となった。1月から7月まで7カ月連続でレンタルランキングベスト10圏内だった。（毎日新聞デジタル）

　◇DVDレンタル 総合ランキング年間ベスト10（TSUTAYA調べ）

1位　告白（邦画）

2位　ナイト&デイ（洋画）

3位　ハリー・ポッターと死の秘宝　PART1（洋画）

4位　踊る大捜査線　THE MOVIE 3　ヤツらを解放せよ！（邦画）

5位　ベスト・キッド（洋画）

6位　インセプション（洋画）

7位　バイオハザード 4 アフターライフ（洋画）

8位　借りぐらしのアリエッティ（アニメ）

9位　THE LAST MESSAGE 海猿（邦画）

10位　インシテミル　7日間のデス・ゲーム（邦画）