KAMIWAZA:M-1の後継番組に国内からダンサー・蛯名健一が参戦 国外の出場者9組も明らかに

「KAMIWAZA~神芸~」に出演する蛯名健一さん=朝日放送提供
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「KAMIWAZA~神芸~」に出演する蛯名健一さん=朝日放送提供

 昨年終了した漫才日本一を競う「M-1グランプリ」の朝日放送とよしもとクリエイティブ・エージェンシーが再びタッグを組む新番組「KAMIWAZA~神芸~」に出演するパフォーマーが26日、発表された。国内からはアポロ・シアター(ニューヨーク)のコンテスト「Showtime at the APOLLO」で7回優勝したことがあるダンサーの蛯名健一さんが出演するほか、チェコの“ジャグリング”名人のアラン・シュルツさんや中国の“変面”の使い手のマスター・ワイさんら計10組が登場する。

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 「KAMIWAZA~神芸~」は、世界中の一流のパフォーマーが人間の領域を超えて身につけた“究極の技”を披露してナンバーワンを決定する番組。世界選抜のパフォーマー9組とエントリーから選ばれた「日本国内に眠るこれから世界に打って出ようとする新たな才能」の1組(国内チャレンジ枠)の計10組でトップを争う。出場エントリーは、「KAMIWAZA」ホームページで受け付けていたが19日締め切った。優勝賞金は1000万円。番組ゼネラルマネジャー(GM)をビートたけしさん、司会は今田耕司さんが務める。

 辻史彦プロデューサーは、蛯名さんを「正直、世界選抜のレベルが高く、日本代表が世界に通用するのか不安でした。しかし、互角どころか世界選抜を倒すかもしれない日本代表を発掘できたと思います」と評し、国内の応募者について「国内にはまだまだ多くの才能が眠っていることが分かった。たった1枠しか日本代表枠がないことが本当に残念です。視聴者のみなさんにそんな日本代表を応援してほしいです」とコメント。また、出演するパフォーマーについて「選考基準はいかに人間離れした技を会得したか、そしてただ単純に面白いかどうかの2点だけです」と話し、「世界のレベルは高く、すごい才能があふれている! そんな中で各ジャンルの王者といえる世界選抜をマッチメークしました。この異種格闘技は見ものです!」と番組をPRしている。

 また、番組ではiPhoneとAndroid用AR(拡張現実)アプリ「KAMIWAZA」の無料配信をスタート。アプリでは、紙幣や年賀状の切手部分をカメラで撮影すると、紙幣がランダムに増えたり、別の紙幣に変化するほか、年賀状でおみくじを楽しめる。番組は12年1月8日午後6時56分~8時54分に朝日放送(ABC)・テレビ朝日系全国ネットで生放送予定。(毎日新聞デジタル)

 ◇出演パフォーマー(敬称略)

 アラン・シュルツ(チェコ、ジャグリング)▽ウィリアム・リン(台湾、ディアボロ)▽ゴールデンパワー(ハンガリー、アクロバット)▽シー&ジャオ(中国、影絵)▽ハン・ソルヒ(韓国、マジック)▽マスター・ワイ(中国、変面)▽リカルド(スウェーデン、バランス)▽レ・フィリップス(フランス、ジャグリング)▽ロッド・レーバー(英国、ジャグリング)▽蛯名健一(日本、ダンス)

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