19～24日に放送されたワイドショーで最も長時間取り上げられた芸能の話題は、女優の松嶋菜々子さんが主演したドラマ「家政婦のミタ」（日本テレビ系）最終話の平均視聴率が40.0％（ビデオリサーチ調べ、関東地区）を記録し今世紀の連続ドラマで1位の記録を達成したニュースだったことが、テレビ番組のリサーチやマーケティングの調査会社「エム・データ」の調べで明らかになった。2位は11月に死去した立川談志さんのお別れ会の話題、3位は「AKB48紅白対抗歌合戦」の話題だった。

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　　調査は、期間中にNHK、日本テレビ、TBS、フジテレビ、テレビ朝日で放送された午前10時半までのワイドショーとニュース番組で、芸能に関連する話題の放送時間を合計した。

　結果によると、1位は「家政婦のミタ」最終話の平均視聴率が40.0％を記録したニュース。平均視聴率が40％台を記録するのは00年3月26日にTBS系で放送された「日曜劇場・ビューティフルライフ」最終回の41.3％以来11年9カ月ぶり。瞬間最高視聴率は午後11時から4分間の42.8％だった。また、視聴率とともに感情を失った家政婦の三田が最後笑うかも話題となった。放送時間は計2時間14分32秒だった。

　2位は、談志さんのお別れ会が死去からちょうど1カ月目の21日に開かれ中尾彬さん、池波志乃さん、中村勘三郎さん、ビートたけしさん、和田アキ子さん、お笑いコンビの「爆笑問題」、鳩山由紀夫元首相ら著名人約1000人が参列。午後の部には約2000人のファンが訪れた。放送時間は計1時間33分22秒。

　3位は、「AKB48紅白対抗歌合戦」が20日、東京ドームシティーホール（旧JCBホール、東京都文京区）で開催されたニュース。大島優子さんがキャプテンを務める白組が勝利した。また、海外初姉妹ユニットでインドネシア・ジャカルタを拠点に結成された「JKT48」も日本で初お披露目され、「会いたかった」のインドネシア語版を披露した。放送時間は計1時間30分39秒。

　エム・データは、東京、名古屋、大阪地区のテレビ局で放送された番組やCMを、専門スタッフが実際に見て、テレビ番組やＣＭをテキスト化・データベース化して「TVメタデータ」を構築している。（毎日新聞デジタル）

　4位以下は次の通り。（敬称略）

4位 映画監督・森田芳光・死去

5位 レディーガガ・来日

6位 脚本家・市川森一・死去

7位 高岡蒼佑・宮崎あおい・離婚問題

8位 倖田來未・第１子妊娠

9位 ゆず・冬至の日ライブ2011

10位 ほしのあき＆三浦皇成・挙式