注目ドラマ紹介:「ダーティ・ママ!」 永作博美が「ミタ」の後枠でシングルマザーの刑事役

「ダーティ・ママ!」第1話の1シーン=日本テレビ提供
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「ダーティ・ママ!」第1話の1シーン=日本テレビ提供

 映画「酔いがさめたら、うちに帰ろう。」(10年)や「八日目の蝉」(11年)などでさまざまな母親役を演じてきた女優の永作博美さんがシングルマザーの刑事役に挑戦するドラマ「ダーティ・ママ!」が11日、日本テレビ系でスタートする。最終回の視聴率40.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録した「家政婦のミタ」(毎週水曜午後10時)の後枠で放送される。永作さんにとって出産後初の連ドラ主演で、見習い刑事役の香里奈さんとともに「本当の女の幸せとは何なのか」を探っていく女の生き様を描くコメディーだ。

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 永作さんが演じる丸岡高子はもうすぐ1歳になる息子・橋蔵を抱えるシングルマザーの刑事。自分にとって有益なことならわいろや情報漏えいもいとわないダーティーな顔も持つ。高子は、橋蔵を認知しようとしない無責任な父親と戦い、サラリーマン的保身しか考えない同僚の男性刑事たちと戦い、刑事として卑劣な犯罪者と戦い、あるときは強引に、あるときは豪快に事件を解決しながら「本当の女の幸せとは何なのか」を探っていく……。ドラマは香里奈さん演じる見習い刑事の葵の視点で描かれる。原作は秦建日子さんの小説「ダーティ・ママ」「ダーティ・ママ、ハリウッドへ行く!」(河出書房新社)。脚本は映画「マザーウォーター」(10年)や「東京オアシス」(11年)の白木朋子さんが手がける。

 永作さんは「丸岡高子は必死に生きている女性です。自分が守るべきものを守る、生きることはそんな簡単なことじゃないと思ってしっかり生きている人。いい意味でピリリとした感がある女性ですね」と話す。一方、香里奈さんは「葵は鈍くさい女の子」と話しつつ「仕事に対して、多くの視聴者の方が持つ感情と同じ感情を葵も持っていると思うので、視聴者の皆さんの意見を代弁するような女の子になれればと思います」と意気込んでいる。ドラマは毎週水曜午後10時放送。初回は15分拡大放送。(毎日新聞デジタル)

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