ダーティ・ママ!:視聴率12.7% 「ミタ」初回7ポイント下回る

「ダーティ・ママ!」第1話の一シーン=日本テレビ提供
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「ダーティ・ママ!」第1話の一シーン=日本テレビ提供

 女優の永作博美さんがシングルマザーの刑事役に挑戦するドラマ「ダーティ・ママ!」(日本テレビ系、水曜午後10時)の初回が11日放送され、平均視聴率は12.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だった。同枠で前クールに放送され、最終回の視聴率40.0%を記録した「家政婦のミタ」の初回視聴率19.5%を約7ポイント下回った。

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 ドラマは秦建日子さんの小説「ダーティ・ママ」「ダーティ・ママ、ハリウッドへ行く!」(河出書房新社)が原作で、香里奈さん演じる見習い刑事の長嶋葵の視点で描かれる。永作さん演じる丸岡高子はもうすぐ1歳になる息子・橋蔵を抱えるシングルマザーの刑事。自分にとって有益なことならわいろや情報漏えいもいとわないダーティーな顔も持つ。高子は、橋蔵を認知しようとしない無責任な父親と戦い、サラリーマン的保身しか考えない同僚の男性刑事たちと戦い、刑事として卑劣な犯罪者と戦い、あるときは強引に、あるときは豪快に事件を解決しながら「本当の女の幸せとは何なのか」を探っていく……というストーリー。

 第1話は、交通課勤務だった葵は、ある日突然「一時的補充要員」として刑事課強行犯係に仮採用となり、転属初日の事件現場でメチャクチャな犯人逮捕をやってのける高子と出会った。高子は葵の指導係に。そして早速、葵は高子と強盗未遂事件の捜査へと出かけた。「憧れの刑事になるために頑張る!」と張り切る葵だったが、高子からやらされるのは、息子の世話など雑用ばかり。さらには法律無視のメチャクチャな捜査につき合わされ、気づけば初日からボロボロに。そんな中、強盗未遂事件の被害者が突然証言を翻したことにより捜査が打ち切りになってしまう……というストーリーが放送された。(毎日新聞デジタル)

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