杉田かおる:今は家庭菜園に夢中「畑を超える男性に出会えたら……」

杉田かおるさん(左)と映画「ダーク・フェアリー」の主人公サリー役を射止めた山口愛さん
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杉田かおるさん(左)と映画「ダーク・フェアリー」の主人公サリー役を射止めた山口愛さん

 女優の杉田かおるさんが16日、東京・新橋のヤクルトホールで行われた米ホラー映画「ダーク・フェアリー」のDVD日本語吹き替え版の声優オーディションに審査員で登場。ホラー映画にちなんで、最近の恐怖体験を聞かれた杉田さんは「最近、畑をやってるんですけど、バッタと目が合ったときに怖かったですね」と笑いを交えて語り、恋愛も「だんだん高齢になってきてるんで……畑をこえる男性に出会えてたら」と、今は家庭菜園に夢中な様子だった。

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 オーディションは、ハリウッドの天才子役のベイリー・マディソンさんが演じた主人公のサリー役の吹き替えをかけて、恐怖の絶叫シーンの実技審査と審査員からの質疑応答で行われ、女優の山口愛(めぐみ)さん(14)が射止めた。杉田さんから花束を贈られた愛さんは、「これから収録するにあたって、サリーちゃん役になりきって頑張っていきたいです」と意気込みを語り、杉田さんも「今年で芸歴40年になるけど、見えないところでの努力が大事。その積み重ねが評価されるし自分自身の充実感にもつながる。くじけそうなことがあっても、最初の思いで憧れた道を突き進んでほしいです」とエールを送った。

 「ダーク・フェアリー」は、73年の米テレビムービー「地下室の魔物」のリメーク。欧米に伝わる子供の歯を抜いて食べる邪悪な妖精“トゥースフェアリー”をモチーフにしたショッキング・スリラー。歴史ある古い屋敷に家族と越してきた少女サリー(マディソンさん)だが、地下室に封印されていた邪悪な悪魔たちが封印を解かれ、暗闇の奥からおぞましい群れでサリーに迫り来る……というストーリー。製作・脚本は、映画「パンズ・ラビリンス」で脚本と監督を務めたギレルモ・デルトロさん。監督は、イラストレーター出身のトロイ・ニクシーさんが手がけている。

 映画は21日から全国ロードショー。(毎日新聞デジタル)

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