注目ドラマ紹介:「逃亡者おりん2」 民放唯一の時代劇 6年ぶり続編で決めぜりふも健在

「逃亡者 おりん2」に出演する青山倫子さん(左)と渡辺大さん=テレビ東京提供
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「逃亡者 おりん2」に出演する青山倫子さん(左)と渡辺大さん=テレビ東京提供

 06年10月~07年3月にテレビ東京系で放送された女優の青山倫子さん主演の連続時代劇「逃亡者 おりん」の続編「逃亡者 おりん2」が17日深夜からスタートする。約6年ぶりとなる続編では、吉原の大火のぬれぎぬを着せられたおりんの新たな逃亡劇を描く。

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 舞台は江戸中期の九代将軍・徳川家重の時代。家重を守る植村道悦率いる暗殺組織「手鎖人」から足を洗い、ようやく逃亡者の立場を脱したおりんだったが、吉原の大火の濡れ衣を着せられ、公儀から追われる身となってしまう。その途中で出会ったおみねという女との約束を守るため、ある念書を届ける旅に出たおりんだったが、念書をめぐり謎の刺客集団「剣草」から狙われることに。さらに、謎の青年武士・望月誠之助がおりんの後を追い……というストーリーが描かれる。

 新メンバーとして加入した渡辺大さんが望月役を演じるほか、「剣草」には東映剣会のメンバーが総出演。おりんの露出度の高い戦闘衣装や決めぜりふ「手鎖、御免(てぐさり、ごめん)」も健在といい、青山さんは「人間くさい感情を出したり、ほのかなロマンスがあったり、これまでとはちがう新たなおりんをお見せできると思います。立ち回りも奇抜なものが多いですし、この後、おりんがどう変わっていくのか楽しみにしていただきたいと思います」と呼びかけている。

 同作は時代劇「水戸黄門」(TBS系)などを手がけるC.A.Lが制作したことでも話題となったが、昨年末で「水戸黄門」の放送が終了し、民放唯一の時代劇ドラマとなった。ドラマは、17日から毎週火曜深夜1時30分から放送。全11回。(毎日新聞デジタル)

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