WOWOW：仲村トオルが冤罪事件の本質に迫る　ドラマW「推定有罪」放送決定

　冤罪事件を題材にその当事者をはじめ、遺族や警察、裁判所、弁護士、報道関係者など事件に関わったさまざまな立場の人々のそれぞれの思いを描く社会派ドラマ「推定有罪」がWOWOWの「連続ドラマW」で3月25日から放送されることが20日、明らかになった。連続ドラマ「空飛ぶタイヤ」と「下町ロケット」の脚本家・前川洋一さんと鈴木浩介監督が3度目のタッグを組んだ。

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　同作品は、12年前に起きた幼児殺害事件のときに、無実の人を犯人に仕立て上げてしまったジャーナリストを仲村トオルさん、無実の人を捕らえた刑事・浅田を陣内孝則さん、無実の罪で捕らえられた篠塚を國村隼さん、篠塚の弁護人を黒木瞳さん、篠塚の娘を本仮屋ユイカさん、被害者の姉をミムラさんが演じる。ほかに、寺島進さん、松尾スズキさん、草笛光子さん、竜雷太さんらが出演する。

　戦場を取材していたジャーナリスト・加山（仲村さん）の元に12年前に起きた幼児殺害事件の犯人として服役していた篠塚（國村さん）が、実は冤罪だったという一報が入る。当時、加山は篠塚が犯人だという記事を書き続けていたが、12年の時をへて誤っていたことが立証されてしまった。篠塚の弁護人・石原（黒木さん）は会見を開き、警察のずさんな捜査を非難。篠塚は失われた12年の苦しみを訴える……というストーリーが展開する。

　ドラマは、WOWOWプライムで3月25日から毎週日曜日午後10時、全5話放送予定。第1話目は無料放送。（毎日新聞デジタル）