原田知世:北海道の自然に感動 澄んだ空気で優しい顔に? 「しあわせのパン」凱旋舞台あいさつ

「しあわせのパン」北海道初日舞台あいさつに登場した(左から)三島有紀子監督、原田知世さん、大泉洋さん)
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「しあわせのパン」北海道初日舞台あいさつに登場した(左から)三島有紀子監督、原田知世さん、大泉洋さん)

 女優の原田知世さんが21日、札幌市で行われた映画「しあわせのパン」(三島有紀子監督)の初日舞台あいさつに登場。全編が北海道ロケということもあり、撮影を通じて感じた北海道の魅力を聞かれた原田さんは「自然の美しさに圧倒、癒やされ、感動しました」と語った。さらに、澄んだ空気が好きだといい、「吸い込むと体が透明になるような感じがします。大自然に抱かれて、撮影中でもみんなの顔がだんだん優しくなっていきました」と振り返った。

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 原田さんとともに登場した大泉洋さんは、洞爺湖のほとりにあるロケ地「月浦」について、これまで知らなかったことを明かし、「すごく美しくてびっくりしました。劇中に登場する食器や家具もすべて北海道のもので、こんな可愛らしいものを北海道の人が作っていることを知ることができてよかった」と新たな発見を喜んだ。また、地元・北海道の好きなところを聞かれ、「まずは食べ物。あとは空気。外に出た瞬間の気持ちよさ」と話していた。

 「しあわせのパン」は、北海道・月浦を舞台に、パンカフェ「マーニ」を営むりえさん(原田さん)と水縞くん(大泉さん)夫婦と、さまざまな思いを抱いて店を訪れる客たちとの四季を通じた物語が展開する。10年9月と11年1月の2回にわたってロケが行われ、四季のうつろいのすべてのシーンが北海道で撮影された。舞台あいさつでは、サプライズとして、月浦の雪で作られた本物の「雪だるま」が登場した。映画は北海道で21日から先行公開。全国公開は28日から。(毎日新聞デジタル)

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