大泉洋:子役・八木優希ちゃんのコメントに感心「冷蔵庫買うのやめます」

映画「しあわせのパン」試写会で舞台あいさつを行った(左から)八木優希ちゃん、大泉洋さん、原田知世さん
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映画「しあわせのパン」試写会で舞台あいさつを行った(左から)八木優希ちゃん、大泉洋さん、原田知世さん

 俳優の大泉洋さんが17日、映画「しあわせのパン」の公開に先がけて東京都内の映画館で行われたプレミア試写会に夫婦を演じた原田知世さんとともに登場。「マーニ」の客として映画に出演した子役の八木優希ちゃんから“大ヒットしあわせ祈願パン”がふたりにプレゼントされた。優希ちゃんが「今まではいろんなものがたくさんほしいと思ってたんですけど、この映画を見て生きてるだけで幸せなんだなと思いました」と語ると、そのコメントに感心した大泉さんが「すばらしい。ちょうど昨日、嫁が冷蔵庫に『あんたの日本酒のせいで野菜が入らない』って言うんで、『じゃあ買えばいいのか』ってもう一つ買おうと思ってたんですけどやめます」と反省する場面もあった。

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 「しあわせのパン」は北海道・洞爺湖のほとりにある小さな町・月浦が舞台。パンカフェ「マーニ」を営むりえさん(原田さん)と水縞くん(大泉さん)の夫婦と、さまざまな思いを抱いて店を訪れる客たちとの春夏秋冬の物語。10年9月と11年1月の2期にわたりロケが行われ、春夏秋冬すべてのシーンが北海道で撮影された。NHKでドキュメンタリーを数多く手がけてきた三島有紀子さんが、歌手の矢野顕子さんと忌野清志郎さんによる主題歌「ひとつだけ」にインスパイアされて脚本を書きおろし、監督を務めた。

 三島監督も登壇し、2人に夫婦役として早い段階で仲よくなってもらうために使わないにもかかわらず、あえて手と手が触れ合うシーンを撮影したことを明かすと、大泉さんは「あのシーン、使わないんですか」と驚きながらも「わざわざそういう機会を作っていただいてありがとうございます。でも、とにかく現場のみなさんが知世さんのファンで、プロデューサーもそのシーンで若干腹立たしい顔で見てました」と共演の舞台裏を披露した。

 また原田さんは“すてきな夫婦になるための秘訣(ひけつ)”を聞かれ「この映画で演じた夫婦も独特な距離感を持っているように、全ての夫婦が自分たちの距離感や世界を持っていると思う。それを積み重ねていくことが大事なんだろうなって。結婚生活って長いですからね。思いやりを持って接するのが大切ですね」と実生活でも妻である原田さんなりの意見を語った。(毎日新聞デジタル)

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