ウルトラシリーズ:45周年で“怪獣絵師”開田裕治が原画展 ウルトラQからセブンまで

「怪獣絵師 開田裕治とウルトラの世界展ーウルトラQからウルトラセブン」のメーンビジュアル(C)Tsuburaya Productions Co., Ltd. All rights reserved.
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「怪獣絵師 開田裕治とウルトラの世界展ーウルトラQからウルトラセブン」のメーンビジュアル(C)Tsuburaya Productions Co., Ltd. All rights reserved.

 ウルトラマンシリーズの原点となった空想特撮シリーズの第1弾「ウルトラQ」をハイビジョンカラー化した「総天然色ウルトラQ」のブルーレイ(BD)・DVDボックスの発売と、ウルトラマンシリーズ45周年を記念して、27日から渋谷パルコ パート1(東京都渋谷区)のロゴスギャラリーで、原画展「怪獣絵師 開田裕治とウルトラの世界展−ウルトラQからウルトラセブン」が開催される。

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 同イベントは、ウルトラ作品のプラモデルなどのパッケージに描かれる箱絵などを描き続けた“怪獣絵師”の異名を取る開田さんの、11年8~9月に開催された「総天然色ウルトラQ リターンズ 怪獣絵師 開田裕治とTOYの世界」に続く原画展。今回は新たに「ウルトラマン」「ウルトラセブン」の作品群の原画展示を中心に、アンティークな雰囲気のウルトラソフビも飾られる。会場では、イラストTシャツや限定色の怪獣フィギュアなど、限定グッズも販売され、5000円以上のグッズ購入者先着100人には、2月5日に開催される開田さんの「ウルトラ怪獣直筆イラスト付きサイン会」にも参加できる。

 「ウルトラQ」は1966年、「ウルトラマン」シリーズを手がけた円谷プロの創業者で映画「ゴジラ」の特撮監督など“特撮の神様”と呼ばれる円谷英二さんの企画で、ウルトラシリーズで人気のカネゴンのほか、ピグモンのモデルとなったガラモンなどの人気怪獣も登場。最高視聴率36.4%、平均視聴率32.39%を記録して、日本に怪獣ブームを巻き起こした。ボックスセット「総天然色ウルトラQ」は、最先端のデジタル化技術で劣化によるフィルムの傷や汚れを修正し、当時の撮影現場を知る関係者の証言や当時の資料を基に、作品の世界観で着色を施した。1巻は発売中で2巻は27日発売。原画展は入場無料で27日~2月8日まで。午前10時~午後9時(最終日は午後6時)に開場。(毎日新聞デジタル)

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