久本雅美:落語初挑戦に大緊張 「落語はすごいし格好いい」と興奮

「落語家Xの快楽スペシャル 久本雅美×古今亭菊之丞」で落語に初挑戦した久本雅美さん(右)と古今亭菊之丞さん
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「落語家Xの快楽スペシャル 久本雅美×古今亭菊之丞」で落語に初挑戦した久本雅美さん(右)と古今亭菊之丞さん

 タレントの久本雅美さんが18日、日経ホール(東京都千代田区)で行われたお笑い芸人などが古典落語に挑戦するWOWOWの番組「落語家Xの快楽スペシャル 久本雅美×古今亭菊之丞」の公開収録を行った。落語初挑戦の久本さんは、けいこをつけた古今亭菊之丞さんと取材に応じ「朝、会場に行きたくないと思ったのは初めて。それくらい緊張した。早く師匠と酒を飲みたい」と安堵(あんど)の表情を見せた。菊之丞さんは、久本さんに「苦労しましたもんね。途中でインフルエンザになったり」と優しく語りかけた。

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 「落語家Xの快楽」は、お笑い芸人やタレントなどが落語家の真打ちに入門し、古典落語を披露する番組。これまで、お笑いコンビ「U字工事」の益子卓郎さん、「オリエンタルラジオ」の藤森慎吾さん、「響」の長友光弘さん、「南海キャンディーズ」の山里亮太さん、磯山さやかさんらが落語に挑戦した。久本さんは11年9月からけいこをスタートし、今回の高座で、商家の若旦那と芸者の悲恋を描いた人情話「たちきり」を披露した。

 菊之丞さんは久本さんの落語を「“まくら”をつけるのがうまい。こんなことを言うのは失礼だけど、久本さんは舞台と普段が全然違うんですよ。ネタおろし(初めて演目を披露すること)は、我々でもお客さんに謝りたくなることがあるのですが」と絶賛。また、久本さんは落語の魅力を「一人で何役もするのは、難しく、楽しさもあり、落語はすごいし、格好いいと思った」と興奮気味に語っていた。

 番組はWOWOWで3月24日午後3時から放送。また、伊武雅刀さんが落語に挑戦する「落語家Xの快楽スペシャル 伊武雅刀×柳家喜多八」も3月25日午後3時から放送する。(毎日新聞デジタル)

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