陣内孝則:主演映画続編に柄本明の孫を起用? 映画「種まく旅人」

 映画「種まく旅人~みのりの茶~」(塩屋俊監督)の初日舞台あいさつが17日、東京都内であり、主演の陣内孝則さんと、共演の田中麗奈さん、吉沢悠さんらが登場した。塩屋監督が「(田中さん演じる)みのりと(吉沢さん演じる)木村の2人が4~5年後どうなったかを描く映画を撮りたい」と話すと陣内さんは「(同作に出演している)柄本明さんの実際の孫を出演させたらどうですか」と16日に結婚を発表した柄本さんの息子で俳優の柄本佑さんと女優の安藤サクラさんを引き合いに提案していた。

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 「種まく旅人~みのりの茶~」は、陣内さんの16年ぶりの主演作で、風光明媚(めいび)な大分県臼杵市で、お茶の有機栽培を営む人々の姿を描いた。金ちゃんこと大宮金次郎(陣内さん)は全国各地の農家を訪ねては作業を手伝う農林水産省の官僚。デザイナーの仕事をリストラされ、祖父が暮らす家にやってきたみのり(田中さん)は、倒れた祖父の代わりに畑仕事をするはめになり、何度もめげそうになるが、金次郎や市役所農政課の職員・木村(吉沢さん)に支えられてお茶作りに挑む……というストーリー。

 ヒロインを演じた田中さんは「撮影したのは一昨年なので、長い間作品に関わってきたので初日を迎えてうれしくもあり寂しくもあります」、吉沢さんは「俳優として糧となった作品」とそれぞれの思いを語った。(毎日新聞デジタル)

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