サッカーの三浦知良選手がこのほど、4月公開予定の劇場版アニメ「名探偵コナン 11人目のストライカー」のアフレコ収録に臨んだ。今作で声優に初挑戦し、映画初出演となった三浦選手は予定より30分早く収録を終え、「無事終わったので100点満点をつけたいです。自分も普段から使う『ゴラッソ!』(ポルトガル語で『素晴らしいゴール!』という意味)というせりふもあったので自分らしさも出ているのではないかなと思います」と満面の笑みで、共演のコナン役の高山みなみさんは「さすがキング!」と絶賛した。
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収録前、三浦選手は「練習はほとんどしていません。ぶっつけ本番で……」と話していたが、コナンと出会う一言目のせりふからタイミングは合い、コナンと三浦選手がパス回しをする動きのあるシーンの演技も完璧だったという。収録には「名探偵コナン」の大ファンという三浦選手の2人の息子も応援に駆けつけたといい、三浦選手は「本人役で声優に挑戦したことは僕自身、記念にもなりますし、息子たちも『名探偵コナン』が大好きなので良かったと思います。この映画をきっかけにJリーグファンも増えてくれるとうれしいです」と映画をアピールした。
アニメ「名探偵コナン」は、94年から「週刊少年サンデー」(小学館)で連載開始した青山剛昌さんの人気推理マンガが原作。劇場版最新作「11人目のストライカー」は、Jリーグを舞台に主人公・江戸川コナンが難事件に挑む。サッカースタジアムが事件の現場になり、これまでに数々のピンチをサッカーのテクニックで乗り越えてきたコナンが、スタジアムやサッカー関係者を巻き込む事件の謎に迫る。今年20シーズン目を迎えるJリーグが全面協力し、遠藤保仁選手(ガンバ大阪)や今野泰幸選手(ガンバ大阪)ら実際のJリーガーも本人役で声優に初挑戦。J1所属の全クラブチームも登場し、「Jリーグ特命PR部女子マネジャー」として女優の足立梨花さんも本人役で出演する。4月14日から全国公開。(毎日新聞デジタル)
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