船越英一郎:“娘”美山加恋の成長ぶりに「感慨深い」 アニメ「ももへの手紙」親子試写会

劇場版アニメ「ももへの手紙」親子試写会に登場した美山加恋さん(左)と船越英一郎さん
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劇場版アニメ「ももへの手紙」親子試写会に登場した美山加恋さん(左)と船越英一郎さん

 俳優の船越英一郎さんと、2時間ドラマシリーズで長年、船越さんの娘役を演じてきた15歳の美山加恋さんが1日、東京・新橋のホールで開催された劇場版アニメ「ももへの手紙」親子試写会に登場。同アニメで主人公・ももの声を担当した美山さんについて船越さんは「美山さんは本当に素晴らしかった。彼女のことは小さいときから知っているので感慨深いです」とを絶賛。美山さんも「船越さんは、本当のお父さん以上にお父さんみたい。今でも時々お父さんって言ってしまうんです」と語った。

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 「ももへの手紙」は、豊かな自然とやさしい人々が生きる瀬戸内の小さな島で、主人公の少女・ももに訪れる不思議な日々を描いた家族の愛の物語。主人公・ももの声を美山さん、ももの母・いく子の声を優香さんが担当するほか、西田敏行さん、山寺宏一さんらも妖怪の声で出演している。ジブリアニメ「もののけ姫」「千と千尋の神隠し」などの安藤雅司さんが作画監督を務め、美術監督は「魔女の宅急便」の大野広司さんが務めている。主題歌は原由子さんの書き下ろし新曲「ウルワシマホロバ~美しき場所~」。21日から全国で公開予定。

 船越さんは「両親(故船越英二さんと故長谷川裕見子さん)からの言葉はいつになっても色あせないものですね。自分はずっと『感謝することを忘れるな、たとえそれが悪いことでも感謝しろ。そうすれば、ちょっとすてきな人生を送れるはずだから』と言われて育ってきました。その思いは今でも決して忘れないし、自分の息子や家族にも受け継いでいきたい」と同映画のテーマでもある家族の絆について語る一方で、「おれが(アニメに)出ていないのはおかしい」と憤慨し笑いを誘っていた。(毎日新聞デジタル)

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