山下敦弘監督:瀬々監督に続きドラマ「たぶらかし」に出演

山下敦弘監督が出演するドラマ「たぶらかし ~代行女優業・マキ~」の一場面=読売テレビ提供
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山下敦弘監督が出演するドラマ「たぶらかし ~代行女優業・マキ~」の一場面=読売テレビ提供

 映画「マイ・バック・ページ」や「天然コケッコー」で知られる映画監督の山下敦弘監督が5月3日放送の深夜ドラマ「木曜ミステリーシアター たぶらかし ~代行女優業・マキ~」(読売テレビ・日本テレビ系)に出演することが25日、明らかになった。映画監督が同ドラマに出演するのは5日の放送回に出演した瀬々敬久監督以来2度目となる。

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 山下監督は、主演の谷村美月さん演じるマキが潜入するキャバクラの客を演じる。谷村さんと仕事の経験もあるという山下監督は「(谷村さんは)こういう服が似合う女性になったんですね。(役を演じながら)谷村さんとは、また仕事一緒にできたら(と思いました)」と話している。

 ドラマは、第23回小説すばる新人賞を受賞した安田依央さんの小説「たぶらかし」が原作。600万円の借金を背負った女優志望のマキ(谷村さん)が、「代役女優」という職業を通して、人間が持つ優しさ、残酷さ、こっけいさを発見していき人間として成長していくというストーリー。

 第5話「女と男の間には(仮題)」は、マキは久保まり子(安藤聖さん)から恋人の浅井康平(少路勇介さん)の両親、富子(根岸季衣さん)と昭夫(並樹史朗さん)の前で婚約者を演じてほしいと依頼される。まり子には、3年前に康平の実家にあいさつに行ったが、富子に気に入られなかったという過去があった。しかし、まり子は1人で上京してきていた昭夫と自宅で鉢合わせしてしまう。その場から逃げ出したまり子の様子からただならぬものを感じたマキは、真相を探るためまり子が以前キャバ嬢として働いていたキャバクラに潜入することになる……というストーリー。

 山下監督は「監督として現場にいるときとは違いますね。基本的に景色が違うというか。いつも見てる側なんですけど、今回は見られてる側なんで怖かったです。出演者の気持ちが分かっちゃったから、谷村さんと次に(監督として)仕事をやるときはあんまりきつく言えないなって思います」と笑った。ドラマは5月3日深夜11時58分放送。(毎日新聞デジタル)

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