加藤あい:極度の怖がり ホラー出演は「一大決心」だった 映画「アナザー」会見

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 女優の加藤あいさんが27日、東京都内で行われたホラー映画「アナザー Another」(古澤健監督)の完成報告会見に登場。「怖いだけではない作品に引きつけられ、このホラー映画に出演しました」と語った加藤さんだが、実は極度の怖がりで映画出演も悩んだことを明かし、「一大決心でした」とぽつり。一緒に登場した袴田吉彦さんが、怖い話を披露しようとすると、「本当にするんだったら、(先に)言ってくださいね」と手を耳に当てるそぶりを見せ、会場の笑いを誘っていた。

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 「アナザー」は、マンガ化やアニメ化もされた人気作家の綾辻行人さんの小説が原作。夜見山北中学に転校してきた榊原恒一(山崎賢人さん)が、クラスの雰囲気に違和感を覚えながらも、眼帯をした謎の美少女・見崎鳴(橋本愛さん)と関わるようになる。そんな中、クラスメートの1人が、恒一と鳴の姿を見て凍りついたように足を止め、その直後、不慮の事故により死しでしまう。その後もクラスメートとその親族の間で、不吉な出来事が次々と起こり、死者が増えていく……というストーリー。教師の三神怜子役で加藤さん、図書館司書・千曳辰治役で袴田さんが出演する。

 会見には山崎さん、橋本さんも登場。橋本さんは撮影を振り返り、「ラストシーンにかけて、1週間ぐらい山奥で撮影したとき、(携帯の)電波が通じなかったんですが、それが一番楽しかった。何の邪念もなく、みんなで一つの場所で作品に取り組むのが楽しかったですね」と振り返り、「ホラー映画の撮影だったんですが、なんにも怪奇現象もなくて、本当につまらなくて(笑い)」と残念がっていた。

 フォトセッション時には、同じホラー映画つながりで橋本さんが演じた「リング」に出てくる亡霊・貞子のバーチャル映像が出現し、会場をざわつかせた。映画は8月4日から全国東宝系で公開予定。(毎日新聞デジタル)

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