平清盛:崇徳院・井浦新が生解説 ツイッター企画「生清盛」第3弾を実施

「生清盛」で生解説を行う崇徳院役の井浦新さん
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「生清盛」で生解説を行う崇徳院役の井浦新さん

 NHK大河ドラマ「平清盛」の放送に合わせ、各シーンの背景解説や見どころ、制作裏話などをツイッターでツイートする「生清盛」の第3弾が、29日放送の第30回「平家納経」で行われ、キャストとして初めて、崇徳院を演じた井浦新さんが登場する。「生解説 第3弾~さよなら崇徳上皇~」と題し、制作統括を務める磯智明チーフプロデューサーのほか、もとより歴史好きで、崇徳院にも特別の思い入れがあるという井浦さんが、俳優の視点で“崇徳院最終回”を同時解説する。

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 井浦さん演じる崇徳院は、ドラマでは、系図上の父は鳥羽院(三上博史さん)だが、実の父は白河院で、母は鳥羽に嫁いだ藤原璋子(檀れいさん)という設定。鳥羽に嫌われ、政に参加できず、歌に興じる日々を過ごす。鳥羽の死後は、謀反の疑いをかけられ、藤原頼長(山本耕史さん)とともに「保元の乱」を引き起こすが、権力抗争に敗れ、讃岐国(香川県)で軟禁生活を送ることになる。ドラマで描かれるかは不明だが、やがて朝廷へのうらみから天狗(てんぐ)のような姿になった……という伝説が残されている。

 29日放送の第30回「平家納経」は、配流先の讃岐にいた崇徳院(井浦さん)は、弟の後白河院(松田翔太さん)にわびようと写経をしたためたが、破られて戻ってきてしまった。そして、子・重仁の突然の死に、ついに崇徳のうらみは頂点に達する……。西行(藤木直人さん)によって崇徳の怨霊(おんりょう)話を聞いた清盛(松山ケンイチさん)は、保元・平治の乱で失われた人々の鎮魂のために、平家一門で経典を厳島神社に納めることを思いつく……という内容。

 「平清盛」はNHK総合テレビで毎週日曜午後8時に放送。第30回は、ロンドン五輪編成のため、午後9時からの放送となる。「生清盛」を楽しむことができる、平清盛専用ツイッターアカウントは「@nhk_kiyomori」。(毎日新聞デジタル)

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