おぎやはぎ:「あぶ刑事」のタカとユージになりきる 「うれしい半面、申し訳ない」

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 お笑いコンビ「おぎやはぎ」が、28日に発売される「あぶない刑事 全事件簿DVDマガジン」(講談社刊)の宣伝プロデューサーに就任し22日、発表会に登場した。小木博明さんは舘ひろしさんが演じた「タカ」、矢作兼さんは柴田恭兵さんが演じた「ユージ」になりきってCMやポスターを撮影しており、この日も、各キャラクターになりきって登場。ポスターやCMを見ると小木さんは「かっこいい~! ポスターは盗まれる可能性ありますよね」と出来栄えに自信を見せ、矢作さんは「拳銃の出し方とか研究してやっていますからね。好きなものに関しては労力を惜しまないんです」と胸を張ったが、「うれしい半面、申し訳ない」と苦笑いだった。

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 同ドラマは、86年から1年間テレビ放送された刑事ドラマ。舘ひろしさんが「タカ」こと鷹山、柴田恭兵さんが「ユージ」こと大下を演じ、神奈川県港警察署のはみだし刑事コンビとして軽妙なやりとりとアクションを見せて人気を博した。

 おぎやはぎは、同ドラマのファンであることから、宣伝プロデューサーとしてDVDマガジンのポスターやテレビCM、ラジオCMに起用されている。

 小木さんは「(同作の放送は)高校生の頃だった。青春時代ですからね。横浜にあこがれました」と当時を振り返り、矢作さんは「『あぶない刑事』といったら『おぎやはぎ』です。リアルタイムでこんなに見たドラマはないんじゃないかな。『あぶ刑事』に関われるなんて、最高の名誉ですよ」と宣伝プロデューサー就任を喜んで「会わせてくれないかな~」と出演者との面会を切望。さらに「ああいうコンビを組みたいなと思った。臆病だから、刑事じゃなくて芸人だったけれど、そういう意味では、『タカ&ユージ』は『おぎ&やはぎ』のルーツですよ」と熱を込め、「僕の知っている限り一番おもしろい刑事ドラマです。ぜひ見ていただきたい」とアピールしていた。

 「全事件簿DVDマガジン」は、「あぶない刑事」の25周年記念として全25巻が発売される。各巻はB5判16~18ページの冊子と、ドラマの2話分(2巻のみ3話分)を収録したDVDがセットになっており、全巻で全51話が収録される。予告編映像や特典映像も収録した。冊子にはストーリー解説や、拳銃・車など同作に欠かせないキーアイテムの紹介が掲載されている。28日から隔週火曜発売。各巻1590円、1巻のみ790円。(毎日新聞デジタル)

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