月亭八方:26年ぶり「駐在さん」シリーズに登場 八光と親子共演

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 落語家の月亭八方さんが27日、関西ローカルで放送中のバラエティー番組「熱血!人情派コメディ しゃかりき駐在さん」(ABC)の収録にゲスト出演し、レギュラー出演中の息子・月亭八光さんとの親子共演を果たした。八方さんが「駐在さん」シリーズに出演するのは、「さんまの駐在さん」(1985~1986年放送)で明石家さんまさんの先輩警官役で出演して以来、26年ぶり。

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 「駐在さん」シリーズは、小さな町の駐在所に勤務する警官と近所の住民らとの間で起こる騒動を描くコメディー。78年からスタートし、これまでに桂三枝(現桂文枝)さん、さんまさん、石田靖さんが駐在さん役を務め、現在の4代目はお笑いコンビ「キングコング」の西野亮廣さん。「はなつき駐在所」を舞台に、西野さんの相方の梶原雄太さんが駐在さんの同級生の新聞記者、月亭八光さんが駐在さんの先輩警官、内場勝則さんがコンビニの店長、宇都宮まきさんがスナック「フラワームーン」ホステスを演じている。

 昔の役柄を現在は八光さんが演じていることについて、八方さんは「ありがたいと思いますよ。息子も僕も苦労も努力もせんと、よう仕事があるなと思って」としみじみ。小学校1、2年ぐらいのときに、旧なんば花月に「駐在さん」を見に行っていたという八光さんは、「そのときのおやじの年と一緒ぐらいになって、今うちの子供が、ちょうど小学1年になってるんで。というと、あっという間というか、不思議な感覚ですね」と感想を話した。

 劇中では、親子での抱擁シーンがあるが、八光さんは「(プライベートでは)一回もないですね」と話し、八方さんも「初めてです。実際私生活でないですから。だからといって、おっていうのもなかったしね」と淡々とした様子。八光さんの様子について、梶原さんは「今までで一番頑張ってたと思うんですよ。たぶん八方師匠が来られるから、セリフを覚えてたんとちがうかな。いつも全然覚えてないので」と明かしつつも、「でも、ほほ笑ましかったですね」とにっこり。西野さんも、「友達みたいでうらやましいなと思いました」と話していた。

 放送は、ABCで10月14日正午から。(毎日新聞デジタル)

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