注目ドラマ紹介:「相棒シーズン11」 新相棒・成宮加入で香港ロケ2時間スペシャルで始動

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 人気刑事ドラマ「相棒」のシリーズ最新作「相棒シーズン11」(テレビ朝日系)が10日からスタートする。新シーズンは、水谷豊さん演じる警視庁特命係の刑事・杉下右京の新相棒として所轄署の刑事・甲斐享(かい・とおる)役の成宮寛貴さんが加入するなど新たな展開を見せる。香港を舞台にした事件を描く初回2時間スペシャルで“新生”相棒がいよいよ始動する。昨年10月に放送された「シーズン10」初回スペシャルは、「相棒」シリーズの初回としては過去最高となる19.7%をマーク。今回は、成宮さん演じる新相棒の登場など注目度も高いだけに、記録を更新し、20%超に期待がかかる。

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 相棒シリーズは、警視庁の窓際部署「特命係」のキャリア警部・右京がその天才的頭脳で推理し、相棒とともに難事件を解決するドラマ。10年から11年にかけて放送された「シーズン9」では、第16話でシリーズ最高視聴率となる23.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録。全18話の平均視聴率も過去最高の20.3%とシリーズを通して初めて20%の大台を超えた。

 昨秋から今年3月まで放送された「シーズン10」も全19話の平均視聴率が16.6%と好調で、2代目の相棒・神戸尊役の及川光博さんが卒業した最終回は同シーズン最高、相棒シリーズの最終回としても過去最高の20.5%を記録した。

 今回のシーズン11では、所轄署の捜査1係に配属されたばかりの甲斐享が右京の新相棒として加わるほか、享の父親で警察庁次長の甲斐峯秋(みねあき)役で石坂浩二さん、享の恋人役で元宝塚歌劇団トップスターの真飛聖(まとぶ・せい)さんも加入するなど、「相棒」の世界がさらなる広がりを見せる。

 第1話「聖域」は、午後8時からの2時間9分のスペシャル版。10年ぶりの海外ロケとなった香港で、「相棒」史上初となる海外での事件が描かれる。香港警察も踏み込めない“聖域”の日本総領事公邸で起こる事件を右京たちは解決できるのか……という壮大な展開で、賀来千香子さんらがゲスト出演する。右京と享がどのような出会いをするのかにも注目だ。

 「相棒シーズン11」は10日スタート。毎週水曜午後9時に放送予定で、10日の初回スペシャルは午後8時から。(毎日新聞デジタル)

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