中居正広:主演ドラマ「ATARU」13年正月SPドラマで復活 チョコザイ「またできるんだ!」

正月スペシャルで復活するドラマ「ATARU」の一場面=TBS提供
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正月スペシャルで復活するドラマ「ATARU」の一場面=TBS提供

 人気グループ「SMAP」の中居正広さんの主演で、今年4月期に放送した連続ドラマ「ATARU」(TBS系)が、13年の正月にスペシャルドラマとして復活することが25日、明らかになった。「サヴァン症候群」の青年・チョコザイという難役を演じた中居さんは「またできるんだ!という喜びと、あの“チョコザイ”君をもう一度演じることができるのかという不安が入り混じったそんな感じです。またみんなと楽しく撮影ができたらいいな」とコメントしている。

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 「ATARU」は、中居さん演じるチョコザイと名乗る主人公・アタルが、特殊な能力で警察も気づかなかった微細な証拠から事件解決につながる単語を発し、その意味するものは何かを栗山千明さん演じる刑事・蛯名舞子と北村一輝さん演じる舞子の上司・沢俊一が推理し、難事件を解決に導くミステリードラマ。「サヴァン症候群」は、自閉症や知的障害のある人のうち、記憶力や演奏、絵画、計算など特定の分野で、特殊な才能を発揮する人の症状のことで、映画「レインマン」でダスティン・ホフマンさんが記憶力に優れた同症候群の青年を演じた。ドラマは、初回の平均視聴率19.9%、最高視聴率21.7%(いずれもビデオリサーチ調べ、関東地区)となり、続編を望む声に応える形でのスペシャルドラマ化となった。

 スペシャルドラマは、連続ドラマでは登場しなかったチョコザイの弟・介(たすく)が連続殺人事件の容疑者として浮上し、最終回でニューヨークに帰ってしまったチョコザイが、弟を救うために再び日本に戻ってくる。アタルは97年に全米を震撼させた「十字架殺人事件」と酷似した犯行の真相を解明するため、捜査1課の沢、探偵となった舞子と再び難事件に挑むが、その前にかつて共に米国連邦捜査局(FBI)の訓練を受けたアタルと同じ特殊能力を持つ最大の敵が立ちはだかる……というストーリー。連続ドラマのキャストはそのままに、さらに豪華ゲストを新たに迎えるという。

 植田博樹プロデューサーは、多忙な出演者のスケジュールが奇跡的に合致したといい、「本当に感無量のひと言に尽きます。泣けてきます」と感激のコメント。ドラマのテーマは家族や仲間の絆といい、「新年のスタートに当たって今の日本に必要な熱いエネルギーと温かいメッセージを伝えられたら」と意気込んでいる。(毎日新聞デジタル)

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