栗原類:映画の仕事にはポジティブ「ぜひやってみたい」

映画「ロックアウト」のテレビスポット収録に挑戦した栗原類さん
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映画「ロックアウト」のテレビスポット収録に挑戦した栗原類さん

 ネガティブすぎるイケメンモデルとして話題の栗原類さんが5日、東京都内で開催された映画「ロックアウト」(リュック・ベッソン監督、23日公開)のCM収録に初挑戦。収録後の会見で「女性と付き合うことはない。ずっと孤独だと思います」「映画の主人公に比べれば、ぬけがらみたいな、魂もないような体です……」などといつものネガティブ発言を連発していた栗原さんだったが、今回の収録について聞かれると「映画はやっぱり違いますね。来年(この業界に)生きているか分かりませんが、今後もぜひやってみたいですね」と珍しくポジティブな意見を語った。

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 今回は映画の感想をインタビュー風に語るというテレビスポットの収録で、栗原さんは「ナレーションで作品の魅力もお伝えしたい。映画のCMとかお仕事は、限りなくやってみたいです」と語った。しかし記者から「ポジティブなんですね」と言われると「やりたいことがあるのがポジティブとは限りません。めんどくさくてすみません」と頑なに否定。「(ネガティブと)言われても構いません。いいとは思いますが、ポジティブな人は現実逃避していると思う……」と持論を展開していた。

 また映画の舞台が2079年であることから、84歳となる2079年の自分について聞かれると「たぶんそのころ死んでると思います」と言いながらも「フィンランドで過ごしているんじゃないでしょうか。ムーミン谷で老後を過ごしたい」と意外な夢を語り、「前からムーミンが好きで、実際にムーミン谷にも行った。フィンランドは老後にすごくいい。映画『かもめ食堂』を見てそう思いました」と映画好きをアピールしていた。この日は、大型のモデルガンを構えた栗原さんと“囚人”たちとのフォトセッションも行われた。

 「ロックアウト」は、2079年の未来を舞台に、冷凍睡眠から目覚めた500人の凶悪犯が収容されている宇宙刑務所から大統領の娘を救出するという単独任務を任された元CIAエージェント、スノー(ガイ・ピアースさん)の活躍を描くSFアクション作品。テレビスポットでは、どんなピンチもたばこを吹かしてジョークを飛ばしながらポジティブに乗り越えるというスノーのキャラクターを、栗原さんが真逆のネガティブなリアクションと謙遜(けんそん)で紹介する。7日から放送。(毎日新聞デジタル)

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