WOWOWは毎週日曜午後11時に既存のジャンル以外のエンターテインメントを模索する実験枠「大人番組リーグ」で開設した。それぞれ異なるタイプの番組全12本が、将来のレギュラー番組化を懸けてしのぎを削る。各番組は放送後にウェブ上で集計される視聴者からの投票結果によって4番組がレギュラー化の権利を獲得できる。リーグのチェアマンは俳優の八嶋智人さん。そして美脚の8人組「モデルガールズ」がアシスタントを務め、毎回豪華ゲストも出演する。11日に放送される第2弾「The Evangelist　プレゼンター チャンピオンシップ」を担当したWOWOW制作部の大垣宏人プロデューサーにその魅力を聞いた。

あなたにオススメ

来春朝ドラ「あんぱん」の“二人の妹”　朝ドラヒロインまで手が届くか

　−−番組「The Evangelist　プレゼンター チャンピオンシップ」の概要と魅力は？

　ウィットに富んだ語りとパフォーマンスによって、プレゼンテーションを芸術の域にまで高めた男、米アップル社の前CEO、故・スティーブ・ジョブズ。この番組は一言でいえば第2のジョブズを探す番組です。日本を代表するプレゼンターで「本屋大賞」を仕掛けた「博報堂ケトル」の嶋浩一郎氏と、「サイコロ給」が話題の「面白法人カヤック」の柳澤大輔氏によるプレゼンバトルは一見の価値アリです！

　−−番組を制作する際に一番に心がけたことは？

　フェアな対決になるよう心がけました。双方へのテーマ通知や情報出しも、準備期間のバラつきが出ないよう特設サイトで行いました。番組上には表れないところですが……。

　−−今回の番組を作る上でうれしかったこと、逆に大変だったエピソードは？

　大変だったのは、プレゼンテーマの設定です。なかなかプレゼンをする機会もないので、どんなテーマだったらより面白いプレゼンになるのか、識者の方々のご意見もちょうだいしながら、テーマ案を挙げては捨ててということを繰り返しました。最終的にルールとテーマを記載した資料は厚さ1センチくらいになりました。

　また、番組の収録は東京・六本木のニコファーレをお借りました、全面LEDスクリーンに囲まれた面白い場所です。とはいえこんな空間を使うのはプレゼンターの方々も初めて、番組スタッフも初めてという状況で、何度も現地に通ってテストしていただいたりして、プレゼンター、スタッフ、お付き合いいただいたニコファーレの皆様にひたすら感謝です。

　−−番組「The Evangelist　プレゼンター チャンピオンシップ」の見どころを教えてください。

　滅多に見る機会のない、今、話題の企業同士の本気のプレゼンバトルです。さまざまな契約や企画を通してきたお二人のプレゼンは、それ自体が手に汗握る極上のエンターテインメントです！

　−−視聴者へ一言、お願いします。

　とにかく熱くてカッコいい番組になるよう、スタッフ一同最後の追い込み中です。ぜひ、ご覧ください。

WOWOW　制作部　プロデューサー　大垣宏人