TBSの加藤シルビアアナウンサーが27日、東京都内で行われたYouTube（ユーチューブ）のオリジナル番組チャンネル新規開設記者発表会に、フジテレビの宮澤智アナ、歌手のダイアモンド☆ユカイさんと共に出席。10月からユーチューブで公開中のTBS深夜番組「女子アナの罰」に出演する加藤アナは、「（番組では）局内のアナウンサー同士で対決していますが、特別企画として局をまたいでやりたい！」と宮澤アナをライバル視。宮澤アナとは同じ埼玉県出身ということから、「出身がまったく同じところで、5年目（加藤アナ）、1年目（宮澤アナ）ということで、ものすごく親しみを感じている。局の垣根を飛び越えたコラボレーションができれば」と高らかに宣戦布告した。

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　一方、加藤アナから宣戦布告された宮澤アナだったが、「バラエティーに関しては負けられないところがあるので！対抗心バリバリでやらせていただきたいと思う！」と加藤アナへの対抗心をあらわに。すかさず加藤アナは、「ひとつ、言わせていただくと、（同番組では）アントニオ猪木の格好とかカッパの格好をしますが、覚悟はおありですか？」と“口撃”。それでも、宮澤アナは笑顔で「はい！」と回答し、ライバル心をむき出しにし、加藤アナと宮澤アナにはさまれていたユカイさんは、「ここにいるのがとてもつらいんですけど……」とタジタジな様子だった。

　「女子アナの罰」のユーチューブチャンネルでは、4週間で200万回再生されるなど好スタートを切っていることから、加藤アナは「反響の多さに驚いております。応援のメッセージもたくさんいただきます」とにっこり。ポーランド人の母親を持つ加藤アナは、「ポーランドに住んでいる親戚、いとこが、（同チャンネルで）私が仕事をしている場をはじめて見ることができたんですが、『想像していたアナウンサーの仕事とはちがうことをしているんだね』と反応があった」と話し、会場の笑いを誘っていた。

　この日の会見では、TBS、フジ、テレビ朝日、サンミュージックプロダクション、アップフロントワークス、ASOBISYSTEM、コミックス・ウェーブ・フィルム、クリプトン・フューチャー・メディア、ニフティ、VICE Media Japan、ビコム、ホリプロ、電通（13年初旬詳細発表予定）の13社のパートナーによるオリジナル動画を無料視聴できるオリジナルチャンネルの創設が発表された。テレビ番組のスピンオフ、音楽、アニメ、コメディー、電車、自動車、ポップカルチャーまで、多様なジャンルのオリジナル動画が17チャンネルにわたって公開される予定。オリジナル動画は、PC、モバイルなど、いつでもどこでも好きなだけ視聴可能。（毎日新聞デジタル）