フジテレビ:視聴率不振も豊田社長「底を見た」 12年を振り返ってコメント

東京・台場のフジテレビ社屋
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 フジテレビの豊田皓社長は29日、同局で行った定例会見でこの1年を「底を見たという感じ。厳しい1年ではありましたけど、明るく正月を迎えて攻勢に出ていきたい」と振り返った。

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 豊田社長は視聴率について「(10月期の)視聴率は相変わらず3位。(12年)1月2日からも3位」と説明。「(10年まで)7年続いた年間視聴率3冠王が、数字を下げている。その時期がどれだけ続くかと思っていたが、底を見たという感じ」と話し、上位の日本テレビ、テレビ朝日と比較して、放送収入で上回っていることから「バタバタしないで済む。(放送収入の)差は縮まってきているが、対策を取りやすい」と自信を見せた。今期から13年4月の3度の改編で「三段階で反撃をしていきたいと思っている」としている。

 同社の10月期の番組ではSMAPの木村拓哉さんが主演する月9ドラマ「PRICELESS~あるわけねぇだろ、んなもん!~」が6回までの平均視聴率が17.1%と好調をキープしているものの、バラエティー番組で苦戦が続いている。(毎日新聞デジタル)

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