江口洋介:広末涼子から「渋い」と言われ大テレ 成人式は「行っておけばよかった」

スペシャルドラマ「野良犬」のトークイベントに登場した江口洋介さん(左)と広末涼子さん
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スペシャルドラマ「野良犬」のトークイベントに登場した江口洋介さん(左)と広末涼子さん

 俳優の江口洋介さんと女優の広末涼子さんが14日、テレビ朝日のスペシャルドラマ「野良犬」のトークイベントに登場した。これまで何度か共演経験がある2人だが、広末さんは、同ドラマの江口さんを「男らしくて、本当にかっこよかった」と絶賛。「これまで少年のようなキラキラしているイメージだったんですが、今回は渋いなあって。芝居だけではなく撮影の合間の会話も、いつもは遊びがある感じだったのに、まじめな回答をされていて、すごく大人っぽかった」とコメントすると、江口さんはふざけて渋い顔をするなど、大テレだった。

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 「野良犬」は、1949年公開の黒澤明監督による同名映画を、舞台を現代に移してリメークしたドラマ。映画「愛の流刑地」などの鶴橋康夫監督がメガホンを取っている。城北署の刑事・村上(江口さん)の拳銃が何者かにすられ、失態を取り返そうとするが不祥事を起こした村上には自由な捜査が許されず、拳銃密売というあらぬ疑いまでかけられてしまう。そして、犯人が中学時代の同級生・柳下(柄本佑さん)と判明。さらに奪われた拳銃を使った殺人事件も起き、捜査線上にはかつての親友・遊佐(永瀬正敏さん)が浮かぶ……というストーリー。広末さんは遊佐の妹でジャズシンガーのアキという役どころで出演。ほかに村上の同級生役で中村獅童さんや同僚役で大杉漣さんらも出演する。

 イベントでは、同日行われた成人式について報道陣から話を振られる場面もあり、江口さんは「僕は仕事をしていて成人式の思い出はないんですが、最初の大きな区切りとして行っておけばよかったなって。(20歳は)これから1人で立っていかなくてはいけない第一関門みたいなところがあるので、群れることはいつでもできますから、自分でこの先しっかり頑張ってもらいたいなと思います」とエール。

 一方、広末さんは同ドラマに登場する「男くさい」男性たちに絡めて「今、ヒーローものでも中心の“レッド”が三枚目になっていたりと、世の中の理想の男性像が変わってきているのですが、ドラマの中ではしっかり江口さんが二枚目のレッドとして立っている。こういう男子が増えてもらえたら」と新成人に期待していた。

 ドラマは、テレビ朝日系で19日午後9時から放送。(毎日新聞デジタル)

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