松田龍平:故・大島渚監督に感謝の言葉 「この世界に呼んでくれた方」

「あまちゃん」の新キャスト発表会に登場した松田龍平さん
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「あまちゃん」の新キャスト発表会に登場した松田龍平さん

 俳優の松田龍平さんが18日、NHK放送センター(東京都渋谷区)で開かれた連続テレビ小説「あまちゃん」の新キャスト発表会に登場。15日に亡くなった大島監督の映画「御法度」(99年公開)で主役に抜てきされ、俳優デビューした松田さんは「監督は自分をこの世界に呼んでくれた方。ありがとうという気持ちです」と感謝の言葉を述べた。また、デビュー作の撮影を「15歳で右も左も分からなかった。すごく頑張らないとと思った」と感慨深い様子で振り返った。

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 「あまちゃん」の舞台は、岩手・北三陸の架空の田舎町。東京で生まれ育ち、内気で引きこもりがちだった主人公・高校2年生のアキ(能年玲奈さん)が海女を目指すことになり、やがて「地元アイドル」として注目され、町おこしのシンボルとして駆り出されるようになる姿を描く。音楽は大友良英さんが担当。松田さんは朝ドラ初出演で、アイドルとなるアキのマネジャーを演じる。

 会見には、ドラマで主演を務める能年さんも登場。能年さんは、松田さんの印象を「すごくあやしいのに、すごくカッコいい。色で例えると、カラスのような黒。大人のツヤのある方です」と独特の表現で語ると、松田さんは能年さんについて「すてきな人だなあと思いました」と淡々と話していた。

 「あまちゃん」は4月1日から放送。全156回を予定。(毎日新聞デジタル)

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