阿部寛:「テルマエ・ロマエ」続編に「ふざけず大まじめに」と意欲

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 俳優の阿部寛さんが7日、東京都内で行われた映画やテレビドラマなどで活躍した俳優やプロデューサー、作品を表彰する「第37回エランドール賞」の授賞式に出席。プロデューサー奨励賞を受賞したフジテレビの稲葉直人さんがプロデュースした映画「テルマエ・ロマエ」で主演を務めた阿部さんは、「まさか海外でオファーを受ける作品になるとは」と昨年ヒットした同作について語り、「本当にこの作品に出合えて幸せでした。この映画が日本人の心を元気にしたと信じてます」とあいさつ。「何といっても『テルマエ・ロマエ2』が決まりましたので、またふざけず大まじめに作っていきたい」と続編に向け、意気込みを語った。

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 「エランドール賞」は、日本映画テレビプロデューサー協会が主催で今回で37回目。11年12月から12年11月までの1年間を通じて、最も活躍した新人俳優に贈られる新人賞は、染谷将太さん、尾野真千子さん、松坂桃李さん、武井咲さん、森山未來さん、真木よう子さんが受賞。そのほかプロデューサー賞は、映画「のぼうの城」の久保田修さん、NHK連続テレビ小説「梅ちゃん先生」の岩谷可奈子さん、プロデューサー奨励賞は映画「テルマエ・ロマエ」の稲葉さんのほか、ドラマ「ドクターX~外科医・大門未知子」の内山聖子さんが受賞した。また、特別賞は「土曜ワイド劇場35周年」に贈られた。

 授賞式には、NHK連続テレビ小説「梅ちゃん先生」で主演を務めた堀北真希さんと、「ドクターX~外科医・大門未知子」で主演を務めた米倉涼子さんなどもお祝いに駆けつけた。堀北さんは「(撮影期間の)10カ月という長い旅を岩谷さんに支えてもらった」と振り返り、「今でも梅ちゃんと声を掛けられてもらっていて、こんなうれしいことはありません。すてきな作品に出合えて感謝しています」と感謝の言葉を述べた。また、「ドクターX」の内山プロデューサーとは8年の付き合いになるという米倉さんは、あいさつで「テレビ朝日さんにドラマがある限り、私をぜひプロデュースしていただきたい」とリクエストし、会場の笑いを誘っていた。

 表彰式には、新人賞を受賞した武井さんなど6人も出席した。(毎日新聞デジタル)

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