昨年12月の主演舞台で女優業に復帰した酒井法子さんが12日、東京・六本木ヒルズアリーナで行われた復帰後初の芸能イベントとなる米映画「ダイ・ハード/ラスト・デイ」(ジョン・ムーア監督)の公開記念イベントに出席。イベント後、取材に応じた酒井さんは「今日は楽しくてしょうがないです」とにっこり。「(主人公と同じく)私もこれからも困難を乗り越えていきます」と笑顔で語っていた。
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久々の映画イベントに終始笑顔の酒井さんは、映画出演は?と聞かれると、「いいですねえ」と笑顔を見せた。一部で取り沙汰されている中国の作品への出演については「まだ、そんな具体的なものは……」と言葉を濁したが、昨年12月の舞台以外の出演の話しはあるのか聞かれると「ちょこちょこ。ハイ」と回答。「女優? ドラマですか?」と聞かれると、「そうですね。なるべく早くできたら」と語り、歌手業の復帰についても「チャレンジさせていただけることがあれば」と意欲を見せていた。
2月14日の日本公開とシリーズ第1作の公開25周年を記念し、「祝25周年! バレンタイン“ダイ”感謝祭」と題して行われたこの日のイベントには、酒井さんと空手家の角田信朗さんが「ダイ・ハード」のファン代表として出席。角田さんは高さ4メートルを超える火柱の中をタンクトップ1枚の姿で登場し“ダイ・ハード愛”をアピール。シリーズのウィリスさんの声の吹き替えで知られる故・野沢那智さんの息子で、今作ではウィリスさん演じる主人公のジョン・マクレーンの息子、ジャック(ジェイ・コートニーさん)の声の吹き替えを務める舞台俳優の野沢聡さんもゲストMCとして出席した。また、巨大な炎の演出とともに、チョコレート製の等身大ジョン・マクレーン像も登場し、ウィリスさんからのビデオメッセージも上映された。
「ダイ・ハード」は、ニューヨーク市警察の不死身の刑事、ジョン・マクレーンが国家の危機を救うべく活躍するブルース・ウィリスさん主演のアクション大作。シリーズ最新作の「ラスト・デイ」では、異国の地・ロシアの首都モスクワを舞台に、父親譲りの運の悪さを持つが父とそりが合わない一人息子・ジャックとともに、互いの命を守るために助け合いながら、陰謀に立ち向かう。映画は14日からTOHOシネマズ日劇(東京都千代田区)ほかで公開予定。(毎日新聞デジタル)
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